50歳で夫が急逝、多額の負債、2度の大病…。どん底から年商7億のビジネスを成功させた、モナコ王宮前で暮らす女性起業家の壮絶な人生とは

2026.04.12 LIFE

50歳で夫の急逝と多額の負債を抱え、2人の子どもを育てながら起業するも2度の大病——。すべてを失いどん底の状態から、年商7億のビジネスを築き、いまはモナコ王宮前で暮らす唯一の日本人女性起業家となったエミチカ氏。

専業主婦からの起業、TED公式スピーカー、国際舞台での活躍まで、年齢にとらわれず「美しい野心」で人生を更新し続けています。

本記事では、エミチカ氏を襲った4度の試練、それを不死鳥のように乗り越えてきた軌跡を、エミチカ氏の著書からご紹介します。

※本記事は書籍『美しい野心があなたを変える モナコ流 夢を叶えるOne&Onlyな生き方』(エミチカ:著/日本実業出版社)から一部抜粋・編集したものです

 

遅咲きの人生で成し遂げたもの

「エミチカさんは、遅咲きですよね」と知人にいわれるくらい、私の人生は遅咲きだと思います。私が人生でやりたかったことは、50歳をすぎてから成し遂げました。

もちろん、人生に早い遅いはないと思いますが、一般的には遅咲きだと思われる年齢ですし、私もそう思います。そして、遅咲きだとはいえ、今も止まることなく、私の美しい野心は進化しています。

私は現在、世界中のセレブが集まり、「大富豪でなければ住めない」といわれている地中海に面した小さな国モナコで、モナコ大公と大公妃が暮らす王宮の前で暮らしています。そして、そこで暮らすことを許された唯一の日本人として、世界中を駆け巡る生活をおくっています。

ビジネスでは実業家として美容事業を手掛け、アジア圏を中心に年商7億円規模のビジネスを展開できるようになりました。2022年には海外TED公式スピーカーとなり、総再生数200万回に達成して世界No.1になりました。これは、日本人女性として初めてのランクインです。

また、2023年には一般財団法人KELLY CLUB JAPONを立ち上げ、様々な著名人の方をゲストに迎えたネットワーキングレセプションを開催しています。2024年にはNew York C3 DAVOS OF HEALTHCARE™ SUMMITにスピーカーとして招待され登壇しました。

書籍の出版も、本書で3冊目です。このように遅咲きの人生ではあるものの、短期間でたくさんの美しい野心を叶えてきたのです。

そんな私があなたにお伝えしたいことは、「美しい野心を叶えるのに年齢は関係ない」ということです。しかしながら、遅咲きの人生の華やかな経歴の裏には、実は4度の試練の時期がありました。今に至るまでが壮絶だったのです。

そして、この試練があったからこそ、美しい野心が生きる支えとなり、不死鳥のごとく4度の試練を乗り越えられたのだと思います。

 

夫の急逝と多額の負債 (1度目の試練)

私は眼科医の夫と2人の子どもに囲まれ、幸せな家庭の一主婦でした。しかし、私が50歳を迎えた年に最愛の夫が多額の負債を抱えたまま急逝しました。

夫が急逝した悲しみに浸っている暇もなく、ここから私の1度目の試練と悪戦苦闘の日々が始まります。実家の両親はすでに亡くなっていましたので、頼れる人はありません。私には、子ども2人を抱えて1人で頑張る道しかありませんでした。

私にできることといえば、医療から美容へという分野しかなかったので、経験はゼロでしたが美容事業を立ち上げました。それと同時に、夫が残した負債の返済やクリニックの後処理も同時進行でおこなっていきました。

今の私には、もう乗り越えたことですので過去の出来事ですが、当時は初めての体験ばかりで、とても苦悩しました。特に人間関係の醜い部分や、資本主義のドロドロした嫌なところを目の当たりにし、ショックを受けたことも、悔しい思いをしたことも、人間不信に陥ることも、たくさんありました。

ですが、その一つひとつの出来事に囚われてしまうと足がすくんで止まってしまうので、毎日毎日、自分を奮い立たせながら、寝る暇も惜しんで必死に働きました。

 

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