重量のある体に圧倒される快感…。彼の体にのぼせあがった彼女がとった行動は
いつか飽きられる
「どこまでやるんだろうね」食後に出されたコーヒーに口をつけながら尋ねると、I子は「さぁ」と肩をすくめた。いや、「彼」じゃなくてあなたのことだよ、と思うがI子は気づかない。「そのうちネタが尽きるよね」と笑う彼女だったが、ふと声が止まった。見ると、両手を添えたコーヒーカップを覗き込むI子の顔は真顔だった。
しばらくの沈黙のあと、「馬鹿みたい」ぼそりとつぶやく声は低く、視線はテーブルに置かれたスマホに流れる。
「正直、写真なんかどうでもいいんだけどさ。どうせほかの女にも同じことさせてると思うし」
I子の様子に変化があったのは、彼に自分以外の女性がいることを知ってからだった。ホテルで過ごしているとき、スマホに通知や着信が来ると彼は決まってトイレに入った。一度気になって聞き耳を立てたそうだが、そのとき漏れてきたのは「お前だけだよ」とささやく彼の猫なで声だった。
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恋愛相談家
ひろたかおり
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