たった30秒の「おでこトントン」で、食欲を半分以下に抑えらえる!?「脳内食事」も有効?脳の反応を利用した「ダイエット習慣」を科学的に解説

2026.05.18 WORK

つい食べすぎてしまう、甘いものがやめられない――そんな経験はありませんか?ダイエットは「我慢」が必要だと思われがちですが、無理に空腹を我慢すると、かえって心や体に負担をかけてしまうこともあります。

言語学者で明治大学教授の堀田秀吾氏は、食欲は意志の強さではなく「脳の反応」に左右されるものだと語ります。科学的な研究をもとに、脳にやさしく働きかけることで、食べすぎを防ぐ方法があるというのです。

本記事では、堀田氏の著書から、おでこを軽くタッピングする方法や「脳内食事」といった、無理なく食欲をコントロールする習慣をご紹介します。

※本記事は書籍『ハーバード、スタンフォード、オックスフォード… 科学的に証明された すごい習慣大百科 人生が変わるテクニック112個集めました』(堀田秀吾:著/SBクリエイティブ)から一部抜粋・編集したものです
※ TOP画像はイメージです。

 

額をタッピングしたら食欲が半分以下まで減退した!

暴飲暴食を防ぐテクニックとして参考にするといいのが、「おでこをトントントンとタッピングするだけで湧いてきた食欲を解消できる」という研究です。

ニューヨーク市聖路加病院ウェイルらが行った実験で、肥満傾向の被験者の好きな食べものへの欲求を減らす方法として、以下の4つのアクションを比較して実験しました。

1.指で自分の額(おでこ)を30秒タッピングする×4回
2.指で耳を30秒タッピングする×4回
3.つま先で床を30秒トントンと叩く×4回
4.空白の壁を30秒見つめる×4回

その結果、どのアクションも回数を重ねるごとに一定の食欲抑制効果があることが判明しました。さらに、1の額をタッピングするケースがもっとも高い効果があり、食欲が半分から1/3程度まで減退することもわかったそうです。

 

タッピングは不安解消にも効果あり

こういったタッピングは、おでこ以外にも、眉毛、目尻、目の下、顎、鎖骨などに行う「EFT(感情解放法)」と呼ばれるストレス解消法として知られ、その効果についてさまざまな議論がされています。

ベングリオン大学のクロンドが行った、EFTに関する過去の研究を総合的に検討した「メタ分析」(複数の研究結果を統合し分析すること)によると、EFTは不安解消に効果があると結論づけています。

 

空腹を我慢するのはメンタルによくない

ただし、ダイエットをしたいがために空腹を我慢することはいいこととは言えません。そもそも空腹になると、心の安定と深く関係する幸せホルモンのセロトニンが減少します。

イライラするのはこのためで、セロトニンが不足すると、うつ病や不眠症などの精神疾患に陥りやすいと言われているほどです。

血糖値の低下もイライラが止まらなくなる原因です。無理をして「食べない」という選択は控え、あくまで「食べすぎ注意」の際に行う緊急時のアクションとしてとり入れましょう。

イラスト:若田紗希

【CHECK】食べすぎに注意したいときは、おでこをトントントンと30秒タッピングする。ただし空腹を我慢するためには行わない

 

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