派遣の女の子と浮気しまくっていた、56歳の夫が脳梗塞で急逝!義母を介護中の妻は、「死後離婚」して縁を切って介護をやめるべきか⁉【行政書士が解説】

息子が息子なら、母も母…

筆者が「義理のお母さんは何もしてくれなかったんですか?」と聞くと凛さんは首を横に大きく振ります。凛さんは義母がまだ元気なとき、「お義母さんも何とか言ってください」と頼んだことがあるそう。

しかし、「あなたがそういう感じだから、息子もちゃんとしないのよ!私のところに来る前にもっと出来ることがあるんじゃないかしら」と他人事のようにあしらわれたそう。凛さんは「ああいう母親だから、ああいう息子に育ったんだわ!」と絶望するしかなかったのです。息子である夫はもちろん、義母に対する不満も募っていったそうです。

 

凛さんは金銭的、肉体的、そして精神的にぎりぎりのところで踏ん張っていたのですが、夫は昨年、泥酔状態で駅のホームから転落するという事故が起こします。たまたま電車が通過せず、車両に轢かれずに済んだものの、2m近い高さから受け身なしで転落して頭部を強打したため、くも膜下出血を発症。そのまま救急車で運ばれ、1ヵ月近く入院することに。

結局、右半身に多少の麻痺は残ったものの、日常生活に支障はなく、また元気に出社するようになったのです。筆者が「ようやく旦那さんも改心したのですか?」と確認すると凛さんは「いやいや」と苦笑します。夫は相変わらず女性との関係を続け、家庭を顧みない日々が再開したのです。

 

当時の担当医は「血圧が高いのでいつ何があってもおかしくない」と釘を刺されていたのですが、夫は知らぬ存ぜぬという感じで飲酒も喫煙もやめようとしませんでした。そして先月、脳梗塞を発症。今度は無事というわけにはいかず、1週間の昏睡状態を経て、帰らぬ人となったのです。

厚生労働省の人口動態統計(2024年)によると死因に占める脳梗塞の割合は3.5%。具体的にいうと2024年は5.7万人。前年(2023年は5.6万人)に比べ、わずかに減少しています。あっという間にこの世を去ってしまったので、夫が倒れてから亡くなるまで「万が一、夫が亡くなったらどうするのか」を深く考える余裕なんて凛さんにはありませんでした。

 

ここまでは、実母の介護もそっちのけで、勝手気ままに浮気や散財を繰り返していた夫が急死。どうしたらいいかと悩む凛さんについてお伝えしました。続く関連記事『48歳で未亡人になった妻は「死後離婚」を決意!これで義母の介護からも、無礼な義弟からも解放される⁉【行政書士が解説】』では、死後離婚する際に注意しておくべきことについて行政書士の露木幸彦さんに教えていただきます。

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