東大生が断言。巷で言われる「過去問はあくまで過去に出た問題であり、将来出題されることはないから意味がない」は本当か

適正な勉強時間はクラスメイトから 

筆者は3年間の受験勉強で、1年目に1日平均10時間、2年目に13時間、3年目に15時間勉強した。適切な勉強時間が分からなかったので、仕事や家事を行いながら、可能な限り勉強した。 

 

ただ、一般には志望校の難易度と自分の現在の学力で必要な勉強時間は異なる。これを把握するために、なおかつ子供のやる気を引き出すために、クラス全体で各人の1日の勉強時間を計測してもらい、1週間分を集計して平日と土日の平均的な勉強時間を算出するのはどうだろうか。 

 

平均値より低い子供は、「自分はもっと勉強しなければ」と考えるかもしれない。期末試験の点数が悪い子供は、その原因を日々の勉強時間に見出すかもしれない。皆、他人がどれほど努力しているか分からないから、見えやすい自分の努力を過大に評価してしまう。夫婦のそれぞれに対して家事の負担割合を聞くと、二人の合計が100%を超えてしまうのと似ている。 

 

だから、実際に他人の努力を可視化して、自分に足りないものを見てもらいたい。 

 

また、他クラスのデータもあれば、その平均と自分との比較もできるし、学校内で志望校別の比較も行える。前年のデータと比較すれば、志望校の合否のラインにはどの程度の勉強時間が必要かも推測することができる。 偏差値を伸ばすためにがむしゃらに弱点を克服させるのではなく、勉強時間という短期の目標を作ってあげることで成功体験を積み、自信をつけさせ、合格への弾みとしてほしい 

 

▶過去問は重要じゃない?
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