「離婚するなら財産は全部放棄しろ」熟年離婚を切り出した妻に夫が突きつけた驚きの条件とは
「自分の人生を取り戻すため」の選択をした日
Yさんも何度も心が揺れました。話し合っても何も進まない。離婚で争うより、このまま生活を続けたほうが楽なのではないか。そんな思いが頭をよぎることもありました。けれど、夫のその態度を見たからこそ、Yさんは覚悟を決めることができたのです。
「この人は変わらない」
「今まで感じていた苦しさは勘違いではなかった」
「離婚を切り出した今になっても、自分のことしか考えていない」
そう気づいたのです。そこでYさんは、二人だけで話し合うのは無理だと判断し、弁護士に入ってもらうことを決めました。そしてそれは、賢明な判断でした。「自分自身を守るために有効でした」とのちにYさんは語ってくれました。
人生百年時代と言われています。定年を迎えたあとにも、まだ長い人生が続きます。残りの人生を、否定されながら生きるのか。それとも、自分の感覚を信じながら生きるのか。Yさんは後者を選びました。
夫との離婚は、まだ成立していません。熟年離婚には多くの難しさがあります。それでも、夫の機嫌をうかがいながら生きる毎日には戻らない。自分の「好き」を否定され続ける人生には戻らない。Yさんはそう決めています。
長い間、夫に合わせることを優先してきました。けれどこれからは、自分の心を優先して生きていく。その決意は、もう揺らぎません。
離婚は人生の失敗ではありません。自分らしく生き直すための選択になることもあります。Yさんは今、その一歩を踏み出そうとしているのです。
>>『「何を話しても否定される」30年の結婚生活で気づいたこと。熟年離婚を決意した妻の苦しみ』
※本記事は、相談者様への敬意と守秘義務に十分配慮したうえで、モデルケースとして編集・再構成しお届けしています。特定の人物や事例を示すものではありません。
※写真はイメージです
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