下半身の冷え、上半身のコリを解消する「やせ歩き」2つの方法
最近は運動不足だと感じているのに先延ばしにしたり、
お正月休みに増えた体重が気になっているのに、
寒いから運動したくな~い!
と、思っていませんか?
夏になっても暑くても運動したくないのに、それでは一体いつするのでしょうか?
体の不調の原因は、ほとんどが「運動不足」です。
運動不足が原因と言われても、今まで特に意識をして運動をしてこなかった方には、
どんな運動が効果的なのか?スポーツジムに通うべきか?ジョギングをするなら何を購入したらいいのか?
など、始める前の情報収集や準備の時点であれこれ考えてしまい、行動に移すまでがなかなか難しいものですよね。
でも、寒いから身体を動かさないでいいると、さらに体温が下がってしまいます。
体温が下がると免疫力が30パーセントも下がると言われています。
冬は気温も低くなる上に湿度も上がらず乾燥します。
そのため風邪やインフルエンザも流行りますので、身体を温めて体温も免疫力も上げておきたいですし、自分で体温を上げる事だってできるんです。
歩いて体温を上げる!
そこでウォーキングスタイリストの私から、いつでもどこでも簡単にできてお金もかからず効果的な方法をお教えします!
毎日何気なく行っている「歩く」という事を、少し意識して体の温度をあげる工夫をしながらおこなってみる事をオススメします。
ウォーキングは体の多くの筋肉を使うものなので、自転車と比べても動かせる筋肉は大きく違ってきます。
また、ダラダラ歩くのと、意識して歩くのでは、全く違うものになってしまいますから、ただ歩けば良いというものでもありません。
今日は、体が温まる歩き方をお伝えしますので、ぜひ参考になさってください。
体が温まる歩き方のコツはふたつだけ!
ひとつはふくらはぎを動かして歩くという事です。
こちらの方法は以前の記事にも書きましたが、つま先を上げて歩く事で「第二の心臓」と言われているふくらはぎを動かすという方法です。
体内の血液をうまく循環させるには、ふくらはぎのポンプ筋を動かす必要があるのです。
つま先を地面から10センチ上げて、ふくらはぎの筋肉を動かしながら歩いてください。
もうひとつの方法が、肩甲骨を動かす方法です。
肩甲骨を動かして、なぜ体が温まるのか?
疑問に思う方もいらっしゃると思いますので、ぜひテストしてみてください。
お試しいただきたいのは、その場で肩甲骨を回して見ることです。
実際にしてみると、いかに身体が温まるのかをご確認できますよ~
最初はゆっくりと確実におこなってくださいね。
1、左の肩を前から後ろに大きく回します。
肩先で大きな丸を描くように前~上~後ろ~下の方向に回しましょう~
2、左の肩を回しながら、右の肩をそれとは逆の方向に回します。
後ろ~上~前~下の方向です。
その時に肩甲骨も一緒に動くように気を付けてみてください。
10回ほど同時に回したら、今度は回す方向を逆にして。
左の肩を後ろから前へ回し、右の肩は前から後ろへとチェンジします。
うまくできるようになりましたら、1秒に1回のスピードで回しましょう。
片側10秒回し、逆も10秒といった感じで、20秒回すだけで、ポカポカしてくると思います。
肩甲骨を動かしながら歩く
肩甲骨を動かしながら歩くには、腕を後ろに振る必要があります。
でも猫背だと腕は後ろには振れません。
背筋を伸ばして肩を後方に引くイメージで、綺麗な姿勢を作ってから、
腕を斜め下40度くらいに振りましょう。
低体温の原因のほとんどは筋肉量の低下と考えられます
動かせる筋肉はできるだけ多く動かして、年齢と共に減っていく筋肉を少しでも増やす努力が大切です!
体の中で一番冷えやすい場所は?
お尻や胸、お腹など体についている脂肪の部分は冷えやすいということは、以前の記事にも書きましたが、それ以外にも多くの方がご存知の体の中で一番冷たい場所があります。
それは「耳」。
やけどした時に触りましょう!
と、言われているほどですよね。
もちろんやけどのアイシングには氷ですが、ともあれ耳は人の体の中で一番冷たいと言われている場所です。
耳はとても冷えやすく、耳が冷えると寒くも感じるので、帽子やイヤーマフなどで耳を隠してウォーキングすると、あまり寒さが気にならないほど。
帽子やイヤーマフがファッション的にとり入れにくい方は、幅の広い大きなストールを、耳が隠れるくらいまで巻く事もおススメです。
私のウォーキングクラスに通っているみなさんは、身体を温める歩き方でレッスンにいらっしゃいますので、「暑い暑い」と言いながら汗をかいてスタジオに到着します。
そして冬でも薄着になってレッスンします。
そのほか体温を上げるとこんなに良いことがあると言われます。
・基礎代謝が上がり、太りにくい体に
・ストレスに強く、病気になりにくい健康な体に
・新陳代謝が活発になり細胞レベルから若々しくアンチエイジングに
・エネルギーを消費する体になり、内臓脂肪の解消につながりメタボ対策に
・血行がよくなり血液量が増え、細胞に十分な酸素と栄養が供給される
・骨そしょう症の予防に
・腸のぜん動運動が活発になり、便秘や大腸がんの予防に
・脳の血行がよくなり、記憶力低下や認知症の予防に
(出典・沢井製薬)https://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/illness/200909-02.html
冷えは女性にとって、大敵です。
私自身も身体を動かす習慣のなかった頃は、35度台の体温でした。
低体温は病気の温床になるとも言われます。何より本人がつらいですよね。
毎日の少しの努力で改善可能ですので、今日お読みになったことを実践してみてくださいね。
4月から3ヶ月間は、東京渋谷区で無料の姿勢レッスンも開催します。
詳しくは私のHP↓をご覧ください。
■編集部の櫻田先生レッスン体験記は→こちら
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