
藤原紀香、控えめ梨園妻が打破した「オンナに好かれるオンナ」の欺瞞
オンナに好かれるオンナとは、何か?
紀香は「週刊文春」(文藝春秋)が企画する「女が嫌いな女」にランク入りする不名誉を経験していますが、それでも2016年は4位、2017年は9位、2018年は17位と緩やかに順位を落としています。バッシング熱が冷めて、紀香を嫌う人が減っているということでしょう。ランキングには入らないに越したことがないのでしょうが、その一方でオンナに好かれるオンナって何かなと思うのです。
NHK放送文化研究所が実施していた「好きなタレント調査」で、久本雅美が3年連続第一位を獲得したこと。「なぜ、好かれると思うのか?」と聞かれた久本が、「私がちょっと不幸だからでしょ。結婚でもしてみなよ。好感度落ちるから」とユーモアを交えて答えたのです。確かになんでも持っている人よりも、“抜け”があるほうが支持されるのは事実です(このあたりを熟知しているのが、元NHKアナウンサー・有働由美子でしょう)
でも、そういう「下に見られる」ことで得られる“好き”に意味があるのでしょうか。
「上に行った」と思われて離れていく人はいるでしょうが、そういう人はそもそもファンなのでしょうか?
芸能人はより多くの人に好かれなくてはいけない仕事です。しかし、実際問題、すべての人に好かれるのは無理がある。となると、コンパスで大きな円を描くことをイメージしてほしいのですが、軸をどこに置くかがポイントになってきます。紀香にとって軸足を置く場所は、夫がいる歌舞伎界でしょう。軸がブレブレでは円は描けません。愛之助とひいき筋という場所にしっかり軸を置くことで、大きな円も描けるはずです。
かつて「かんさい情報ネットten.」(関西テレビ)で「みんなに好かれたいと思っていた」と語っていた紀香。みんなが何を指すのかは定かではありませんが、オトコでもオンナでもなく、大事な人に好かれる段階に入った紀香は、ネクストステージに上がった気がするのです。
■次に読まれているのは■
1 2
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 「猫背・巻き肩の54歳がびっくり」着るだけで理想的なS字姿勢が身につく話題のインナーウエアをご存じかしら
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?
- 白髪に悩む40-50代女性が「泡クリーム」タイプの白髪染めをセルフでお試し!「もっとはやく使えばよかった」後悔の理由とは?