「どろねいむ」ではもちろんありません。「泥濘む」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「泥濘む」です。
「泥濘む」の読み方は?
「泥」と「丁寧(ていねい)」の「寧」によく似た部分を持つ「濘」の字から「どろねいむ」と読んだ人もいるかもしれませんが、残念ながらそれは不正解。「泥濘む」の読みは日常生活でも割と身近に使われている表現です。
「泥濘む(=泥濘)」は
雨や雪解けなどで、地面の土がどろどろになる。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
このような状態の地面を、あなたはなんと表現しますか?
正解は……
「ぬかるむ」です。
なお「泥濘」は「ぬかるみ」または「デイネイ」と読みます。
「濘」は“どろ。ぬかるみ。ぬかる。”を意味する漢字です。二字熟語の成り立ちにはさまざまなものがありますが、「泥濘む」「泥濘」は同じ意味の漢字を組み合わせたものだとわかります。
では「泥む」「濘る」はなんと読む!?
もちろん「どろむ」「ねいる」ではありませんよ!「泥む」のほうが読み方が難しいかもしれません。
まずは「濘る」から。「濘る」は
雨などで道がどろどろになる。
出典元:※
を意味します。例文には「道が濘って歩きにくい」などが挙げられます。これは純粋に「泥濘む」「泥濘」の読みがヒントです。
正解は……
「ぬかる」です。
では「泥む」はなんと読むでしょう。
「泥む」の意味は
1 そのことに心がとらわれる。こだわる。執着する。
2 物事がはかばかしく進まないでいる。進むのに難渋する。とどこおる。
3 なじむ。なれ親しむ。
4 悩み苦しむ。病む。
5 植物がしおれる。生気がなくなる。
6 ひたむきに思いを寄せる。執心する。出典元:小学館 デジタル大辞泉
で、「滞る」とも書きます。聞いたことがあるかもしれない表現には2の意味で「暮れ泥む空」などが挙げられます。
正解は……
「なずむ」です。
※ぬか–る|言葉|漢字ペディア
★他の問題にもチャレンジ!
答えは>>>こちら
スポンサーリンク