
「さきだち」ではありません。「先達」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「先達」です。
「先達」の読み方は?
「先」も「達」も日常生活でよく見かけます。ただ「先達」とあった時、「先」と「達」に含まれる読みのうち、どの読みを組み合わせて読むべきか迷う人は少なくないのではないでしょうか。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「せんだつ」です。「せんだち」とも読みます。
「先達」とは
1 他の人より先にその分野に進み、業績・経験を積んで他を導くこと。また、その人。先輩。せんだち。
2 山伏や一般の信者が修行のために山に入る際の指導者。せんだち。
3 道などを案内すること。案内人。また、指導者。せんだち。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。1の意味にも記されていますが、「先達」の類義語には「先輩」が挙げられます。
「先」と「達」を含むこの言葉はなんと読む?!
- 先ず
- 達る
どちらも、常用漢字表外の読みなので、日常生活では見かける機会が少ないはずです。
「先ず」の例文には「先ずやるべきこと」 「先ず一安心」「これで先ず大丈夫」などが挙げられます。例文を声に出して読んでみると読み方が思い浮かぶかもしれません。
「達る」は「達」の意味にヒントがあります。
「達」は
①とおる。道が通じる。
②なしとげる。果たす。
③とどく。とどける。
④すぐれる。物事によく通じる。
⑤たっし。通知。命令。
⑥たち。だち。複数を示す。出典元:達|漢字一字|漢字ペディア
を意味します。
正解は……
- まず
- とおる
です。
「とおる」といえば、「通る」が思い浮かぶと思いますが、それぞれ意味を調べてみると
通る
①通行する。過ぎて行く。
②突き抜ける。とおりぬける。
③室内に入る。
④すみずみまで届く。
⑤認められる。
⑥通用する。
⑦理解される。出典元:とおーる|言葉|漢字ペディア
達る
①滞ることなく進み、通じる。つらぬく。いたる。
②遠くまで伝わり届く。行き渡る。
③事柄や道理に通じている。出典元:とおーる|言葉|漢字ペディア
「通」には
①とおる。とおす。つきぬける。
②かよう。行き来する。
③知らせる。
④親しく交わる。
⑤くわしく知る。
⑥広くゆきわたる。一般に行われている。
⑦最初から最後までとおす。
⑧人情や世情に明るい。
⑨男女が不義の交わりをする。
⑩手紙や文書を数える語。出典元:通|漢字一字|漢字ペディア
の意味があり、先で紹介した「達」の意味と似ているようにも感じられますが、「通」にしかない意味、「達」にしかない意味もあります。日常的に「達る」を使う機会はないかもしれませんが、ここぞというとき、ぜひ「達る」を使ってみてください!
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