
「おうちゃく」ではありません。「逢着」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「逢着」です。
「逢着」の読み方は?
「逢」を含む言葉に「逢う(あう)」「逢瀬(おうせ)」などがあります。これらの印象から「逢着」を「あうちゃく」「おうちゃく」と読みたくなるところですが、残念ながらこれは不正解。それに「おうちゃく」は「横着」と表されてしまうと、“しなければならないことをせずに、なまけて楽をしていること。(引用元:オウチャク|言葉|漢字ペディア)”を意味し、「逢着」とは全く異なる意味を表すことになるので要注意です。
ちなみに「逢着」は
出あうこと。出くわすこと。行きあたること。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「ほうちゃく」です。
「逢」の読みは
- 音読み ホウ
- 訓読み あ(う)・むか(える)・おお(きい)
です。
先で「逢瀬(おうせ)」を紹介しましたが、「逢」には本来「おう」という読みはありません。「逢着」と「逢瀬」の読みは、言葉を丸ごと覚えてしまうことをおすすめします。
なお「逢着」は「逢著」とも書きます。
「著」といえば、「著者(ちょしゃ)」や「著作(ちょさく)」「著しい(いちじるしい)」などの読みが馴染み深いと思いますが、「著」の読みは
- 音読み チョ(常用漢字表外)チャク・ジャク
- 訓読み あらわ(す)・いちじる(しい)(常用漢字表外)き(る)・つ(く)
で、「チャク」の読みもあります。
「逢着」が「逢著」と表せることを知るまで知らなかったのですが、「着」は「著」を省略した形の俗字※なのだとか。のちに「著」と区別されるようになり、「着」が表す意味でお馴染みの「きる」や「つく」の意味で用いられるようになりました。
漢字の歴史を遡っていくことで、思いがけない共通点を見つけることができました。
※正字ではないが世間一般に使われている漢字(出典元:小学館 デジタル大辞泉)
★他の問題にもチャレンジ!
答えは>>こちら
続きを読む
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「更年期世代は枕がオジサン臭くなる」って先輩が言ってたけど、私の場合はそれだけじゃなくて【マンガ100人の更年期R】#5
- Snow Man宮舘涼太も驚愕「3人に1人が栄養不良」の危機を打破するお弁当のポテンシャルに期待!「これならできそう!」43歳が救われた理由
- 【ユニクロ】ゆるっと着ても野暮ったく見えない。黒ワイドパンツで大人の体型カバー【40代の毎日コーデ】
- 夏の通勤に万能なネイビーパンツ。選ぶポイントは、着心地・ラクラクお手入れ・体形カバー!【40代の毎日コーデ】
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 【立ったまま1分!骨盤矯正】体のねじれを整えて、垂れ下がったお尻もぷりっと丸く引き上がった【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 熱中症「頭が痛くなった」はもう危険スレスレ!昨年の倍搬送されている2025年、「この梅雨明けまえがいちばん危ない」これだけの理由【専門家が解説】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】