
「くるままえぐさ」ではもちろんありません。「車前草」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「車前草」です。
「車前草」の読み方は?
「車」も「前」も「草」も小学校で習う、日常的に馴染みのある漢字です。とはいえ、「車前草」をそれぞれの漢字に馴染みのある読み方で「くるままえぐさ」と読んでしまうのは間違い。「車前草」は植物の名前です。
この植物の名前を表す漢字はもう一つあります。それは「大葉子」です。
「大葉子」と見て、植物の名前が思い浮かんだのではないでしょうか。
正解は……
「おおばこ」です。「草」をつけず「車前」だけでも「おおばこ」と読みます。また「おおばこ」の別名で「しゃぜんそう」とも読みます。
「車前草」は
オオバコ科の多年草。道端に自生。葉は大きな卵形で根生する。夏、白い小花を穂状につける。葉と種子は薬用。カエルバ。
出典元:おおばこ|言葉|漢字ペディア
という植物です。
「車前」は漢名(中国での名称)からきています。牛馬や牛馬車が通る道端に生えることからきています。中国の古名では、牛や馬の歩いた後のよく生えるところから馬道、馬、牛遺とも称されていたとのことです。
また「車前草」は別名で「カエルバ」と呼ばれることがあります。この語源は弱ったカエルをこの葉陰におくと元気になるという俗説からきているとのこと。この俗説から転じた、薬の効き目がいいことの例えに「蛙におんばこ」ということわざもあります。
参考文献:車前子と車前草(シャゼンシとシャゼンソウ) – 生薬の玉手箱|株式会社ウチダ和漢薬
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