「そうこう」ではありません。「総高」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「総高」です。
「総高」の読み方は?
「総高」は
全部を合わせた数量。総計。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「高」の読みに悩んだ人がいるのではないでしょうか。「総」「高」ともに音読みで「そうこう」と読んだ人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは間違い。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「そうだか」です。
「高」がつく言葉の面白い読み
「高」は
- 音読み コウ
- 訓読み たか(い)・たか・たか(まる)・たか(める)
と読みます。
「高」がつく言葉は比較的読みやすい印象がありますが、中には知っていないと読めないものももちろんあります。たとえば地名の「高麗」や、“物事が西洋風や都会風で、目新しいこと”を表す「高襟」などが挙げられます。
「高麗」は「こうらい」または「こま」と読みます。
「高麗(こうらい)」は
【一】
一朝鮮の王朝の一。936年、王建が朝鮮半島全土を統一して建国。都は開城。仏教文化が栄えたが、13世紀には元に服属。1392年、李成桂りせいけいに滅ぼされた。こま。
二高句麗こうくり、また、広く朝鮮の異称。
【二】「高麗縁こうらいべり」の略。出典元:小学館 デジタル大辞泉
「高麗/狛(こま)」は
【一】朝鮮半島古代の国名である高句麗(こうくり)。または、高麗(こうらい)。
【二】名詞の上に付いて、それが高麗から伝来したものの意を表す。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
私はかつて、埼玉県の高麗川を誤って「こうれいがわ」と読んでいました……正しくは「こまがわ」です。
「高襟」は「ハイカラ」と読みます。「高襟」は
物事が西洋風や都会風で、目新しいこと。西洋風をきどったり、目新しいものを好んだりすること。また、その人。
出典元:ハイカラ|言葉|漢字ペディア
という意味で、読みの由来は英語のhigh collarからきています。明治時代、西洋旅行から帰ってきた人や西洋の文化を好む政治家などが丈の高い襟(カラー)の洋服を着ていたことが由来です。
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