「あみしろ」ではありません。「網代」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「網代」です。
「網代」の読み方は?
「網代」は静岡県熱海市の地名でもあります。「あみしろ」や「あみだい」と読みたくなるところですが、残念ながらそれは不正解。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「あじろ」です。
「網代」は
1 定置網の漁場。また、いつも魚群が集まってくる場所。
2 湖や川に柴しばや竹を細かく立て並べ、魚を簀すの中へ誘い込んでとる仕掛け。冬の宇治川の氷魚ひお漁が古くから有名。
3 杉・檜ひのき・竹などの細い薄板を、互い違いにくぐらせて編んだもの。天井・垣根・笠などに使用。
4 「網代車」の略。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「網」がつく言葉、これはなんと読む?!
「網」の読みは
- 音読み モウ(常用漢字表外)ボウ
- 訓読み あみ
です。
「網代」以外の「網」がつく言葉は、「モウ」か「あみ」と読むことが多い印象です。ただ、「網」をすんなり読むことができても、その後に続く言葉で引っかかってしまうことも。
では、ここでクイズです。
「網結」はなんと読むのでしょうか。
「網結」とは“網を作ること。また、それを職業とする人。(出典元:※)”を意味します。「あみゆい」や「あみけつ」「あみむすぶ」などと読みたくなるところですが、残念ながらそれは不正解。
正解は「あみすき」です。
「網結」の「結」は常用漢字表外の訓読みで「す(く)」と読みます。「結く」は“糸や縄を編んでつなげる(出典元:す-く|言葉|漢字ペディア)”を意味します。
※あみすき|言葉|漢字ペディア
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