更年期症状?「もう閉経が近いのに、生理のときに腰が痛すぎる…」仕事に支障も出た49歳が見つけた対処法は

40~50代になり、「急に腰が痛むようになった」「腰痛がひどくて何もできない」などの悩みはありませんか?

日本の女性は平均で50歳頃に閉経を迎えることが多く、閉経を挟んだ前後5年間は「更年期」と呼ばれています。

この時期はホルモンバランスの影響で、さまざまなからだや心の不調に悩む女性が多いようです。

更年期女性のお悩みに、腰痛があります。

今回は、更年期の腰痛を改善する方法について、「あんしん漢方」の薬剤師・清水みゆきさんに教えてもらいました。

 

閉経も近いのに年々ひどくなっていく…生理の腰痛ってこんなにつらかったかな?

京子さん(49歳)は、生理時の腰痛に悩んでいます。

「20代~30代の頃は、生理中に腰が痛くなることはなかったのですが、45歳をとっくに過ぎて閉経も近いであろう最近になって腰痛がひどいんです。経理の仕事で座りっぱなしなのがいけないのでしょうか……」

先月の生理のときは、あまりの腰の痛さに、耐え切れず仕事を早退してしまったそう。

「あとどのくらい生理があるのかは知りませんが、しらばくは毎月、この腰の痛みがくると思うと憂うつです」

 

仕事も家事できません!ズシンとくる腰痛にもう限界

「自宅で安静に寝ていても、お風呂で温めても、湿布を貼っても、生理中のひどい腰痛は治りません」

ある日、腰の痛みで夕飯の支度もできず、ソファーで横になっていた京子さんに、

「生理時の腰痛なんて、誰にでもあるでしょ」

高校生の娘さんが、冷ややかな目で言ったそうです。

「娘のひと言にイラッとしてしまい……険悪なムードになってしまいました」

 

腰痛の原因は女性ホルモンの減少だった

「生理のときだけ急に腰が痛くなるのは、何か婦人科系の病気なのかもしれない」

不安に思った京子さんは、病院を受診してみることにしました。

「更年期が原因の可能性が高いですね。女性ホルモンの減少により血行不良や自律神経の乱れが生じて、腰痛が悪化したり痛みを強く感じたりします。内側からのケアも大切ですよ」

と医師に説明されて、漢方薬が処方されました。

処方された漢方薬は、疎経活血湯(そけいかっけつとう)。

疎経活血湯は、血流をよくしてからだを温め、腰痛を改善する漢方薬です。

「生理も毎月、順調にきていたので、まさか腰痛の原因が更年期とは思わず驚きました。漢方のおかげで、生理時の腰の痛みも軽減して楽になってきました」

 

▶【後編】生理時の腰痛を緩和してくれる漢方、このタイプの人にはこれがオススメ!

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