「よどむ」ではありません。「佇む」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「佇む」です。
「佇む」の読み方は?
「〜む」という送り仮名から「よどむ」と推測した人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは不正解。ちなみに「よどむ」は漢字で「淀む」「澱む」と書き、以下の意味を表します。
①水や空気などが流れずにたまり、滞る。
②物事がなめらかに進まず、滞る。
③物が底に沈んでたまる。沈殿する。出典元:よど-む|言葉|漢字ペディア
とはいえ、「佇む」は日常生活で全く見かけない表現というわけではありません。簡単に読めた人も少なくないのではないでしょうか。
正解は……
「たたずむ」です。「彳む」とも書きます。
「佇む」は
1 しばらく立ち止まっている。じっとその場所にいる。
2 そのあたりをうろつく。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
送り仮名「〜む」の読めそうで読めない言葉
「佇む」「彳む」「澱む」もそうですが、「〜む」とつく言葉には読めそうで読めないものが他にも多々あります。以下の「〜む」がつく言葉、あなたはいくつ読めますか?!
- 疎む
- 悼む
- 悴む
- 啀む
- 倦む
「疎む」の例文には「自分勝手なので疎まれている」などが挙げられます。「悼む」は例文を読めば読み方が推測しやすいかと思います。「悼む」の例文には「友人の死を悼む」が挙げられます。
「悴む」は「寒さのため手足が凍えて思うように動かなくなる」ことを表します(出典元:小学館 デジタル大辞泉)。
「啀む」には「動物が牙をむいてかみつこうとする」という意味のほか、「激しい口調で立ち向かう。くってかかる」という意味があります(出典元:小学館 デジタル大辞泉)。
「倦む」は現代では「考え倦む」や「攻め倦む」といった形で用いられます。
正解は……
- うとむ
- いたむ
- かじかむ
- いがむ
- あぐむ
です。
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