「そむ」ではありません。「疎む」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「疎む」です。
「疎む」の読み方は?
どこかで一度は耳にしたことがあるはずです。とはいえ、「疎む」だけでパッと表されると「あれ、なんて読むんだっけ?」と戸惑ってしまった人もいるのではないでしょうか。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「うとむ」です。
「疎む」とは
嫌い遠ざける。うとんじる。
出典元:うと-む|言葉|漢字ペディア
という意味です。
「疎む」の他、「疏む」とも書きます。
「疎」という漢字には
①うとむ。うとい。親しくない。
②まばら。あらい。
③おろそか。なおざり。
④とおる。とおす。通じる。出典元:疎|漢字一字|漢字ペディア
という意味があります。
「疎」の読み方は多々ありますが、
- 音読み ソ(常用漢字表外)ショ
- 訓読み うと(い)・うと(む)(常用漢字表外)まば(ら)・うろ・おろ・おろそ(か)・おろ(か)・とお(る)・とお(す)
上記の通り、訓読みには常用漢字表外のものも多いです。「疎遠」や「空疎」などでお馴染みの音読み「ソ」と、今回紹介した「疎む」「疎い」の読み方を押さえておきましょう!
意外と読めない?「疎む」の類語表現
「疎む」の類語表現には「嫌気」や「辟易(へきえき)」などが挙げられます。
読めない、というより書けないと思われる類語表現には「顰蹙」があります。漢字だけでパッと表されると「読めそうで読めない……」と感じた人も少なくないかもしれませんが、例文には「顰蹙を買う」が挙げられます。
「顰蹙」の読み方は……
「ひんしゅく」です。
では「苦る」はなんと読むでしょうか。
日常生活ではなかなか見ることのない言葉なので、正解を知っても「本当に?」と感じてしまうかもしれませんが、正解は……「にがる」です。
「苦る」とは
にがにがしく思う。不愉快なようすをする。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
では「冷汗三斗」はなんと読むのでしょうか。
「ひやあせさんと」ではありませんよ。これは「れいかんさんと」と読みます。ですが、その意味は恥ずかしさや恐ろしさを理由に冷や汗をかくことを意味します。「三斗」は汗の量が多いことを誇張して表した言葉です。「一斗」は約18リットルなので、「三斗」だと約54リットル……だいぶ誇張されていますが、冷や汗をそれぐらいかいてしまう状況が読み取れますね!
漢字の読み方も様々ですが、1つの意味をこんなにも多彩な言葉で表現できるというのは面白いですね!
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