「あいも」ではありません。「恰も」の読み方、知っていますか?

2023.07.17 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「恰も」です。

「恰も」の読み方は?

「恰」に「合」という漢字が含まれていることから、「合」の読み方から推測して「あいも」と読んだ人がいるかもしれませんが、残念ながら不正解。

「恰も」は「あ〇〇も」と読みます。

正解は……

「あたかも」です。

「恰も」を辞書で引くと、以下のように掲載されています。

1 (多くあとに「のようだ」「のごとし」などを伴って)あるものが他によく似ていることを表す。まるで。まさしく。ちょうど。
2 ちょうどその時。

出典元:小学館 デジタル大辞泉

「恰も」の他、「宛も」とも書きます。

日常生活においては、ひらがなで「あたかも」と表されることがほとんどかと思います。見かける機会は少ないかもしれませんが、ぜひ覚えておいてください。

では「恰好」「恰幅」は何と読む?

いずれも日常生活において「恰も」よりは耳にする機会が多いかと思います。

なお「恰好」は

①ちょうどよいこと。手ごろなさま。
②外見の姿・形・ようす。
③世間体。体裁。

出典元:※1

という意味で、「格好」とも書きます。

「恰幅」は

体つき。特に、どっしりとした体格にいう。

出典元:※2

という意味で、「あの紳士は恰幅が良い」などの例文があげられます。

正解は……

「かっこう」「かっぷく」です。

これまで「かっぷくがいい」という表現を耳にしたことはありましたが、漢字でこう書くんですね!

 

※1 カッコウ|言葉|漢字ペディア
※2 カップク|言葉|漢字ペディア

 

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