源泉徴収票、面倒でも「ココをチェック」しないと損してる!(前編)
こんにちは、さんきゅう倉田です。
大学在学中に2年間、公務員試験の勉強をして、お金の計算が好きだったので東京国税局に入り、2年とちょっとで退職して、吉本興業の養成所NSCに入って、芸人になりました。
毎日、税金やお金のことを考えています。それは、自分が節税したいとか節約したいとか、そういうことではなくて、他人がいかに損をしないか、世の中の難しいルールをわかりやすく伝えるために考えています。
さて、年末年始になると、勤務先から源泉徴収票が交付されます。若い人であれば、その名称すら正確に覚えていないかもしれません。しかし、名称を知っていても、そこに何が書いてあるか知らない人がほとんどです。
今回は、謎多き源泉徴収票の見方を解説します。
(本記事は2020年1月初出の記事に2023年8月加筆修正を行いました)
源泉徴収票のごくごく簡単なチェックポイント3つ
最初に、住所やマイナンバー、氏名が書いてあります。自分の情報なので、この辺りは問題ないと思います。よくわからないのはその次です。
「支払金額」とあります。あなたの住所と名前の後に書いてありますが、あなたはこんな大金を誰にも支払っていませんよね。
その左側に「給料」と書いてあるということは(「給料」以外の場合もあります)、あなたが勤務先からもらったお金です。勤務先からあなたへの支払金額が書いてあるわけです。あなたが1ヶ所で働く会社員なら、この支払金額が年収になります。社会保険料や税金が引かれる前の総額です。
その横には、「給与所得控除後の金額」とあります。給与所得控除とはなんでしょう。
個人事業者で言う経費のようなものです。支払金額が多いほど、給与所得控除は増えていきますが、令和元年は、210万円が上限になっています。なお、下限は65万円です。
給与所得控除後の金額には、支払金額から給与所得控除を引いた金額が記載されています。他に収入がなければ、この記載された金額があなたの所得になります。
「収入から給与所得控除を引いたものが所得である。給与所得控除は収入が増えると増える」と覚えてください。
なお、ふるさと納税を行う場合は、上から2段目の金額を使って控除額のシミュレーションをします。ここを確認しないと損をする場合があるので、気をつけましょう。
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