疲れ切った母親だった私にかけられた「衝撃のセリフ」とは。3人子育て、長女は発達障害の生活の中で、見出した活路は(後編)

地方自治体の「子育て相談室」に電話相談をしてみると、想像以上に親身になってくれたうえに、具体的なアドバイスを頂くことができました。子育て相談室で聞くことのできた相談員さんの話の中に「受給者証」やら「放課後等デイサービス」など、聞きなれない言葉が並んでいたため、直接アポをとり詳しく話を聞きに行くことにした…というお話の【後編】です。

<<この記事の前編:相談室の職員さんに「このままでは、あなたが倒れちゃうわよ!?」と言われて…

 

「あなたが倒れちゃうわよ!」と、相談員さんが提案してくれたのが、福祉サービスのひとつである「放課後等デイサービス」の利用でした。学校がある日の放課後や夏休みなどの長期休暇に、ADHDなど特性をもつ子どもに対して療育を通して支援を行う場所であり、集団生活が難しい子どもたちの居場所になるとのこと。

また、子どもが通所している間は、母親は自分の時間がとれるため、ゆっくりしてみてはどうか、ということでした。

この言葉に「それは、育児放棄では?発達障害のある長女を突き放していることになるのでは?」という気持ちがよぎりましたが、職員さんがその後に続けた言葉に、思わずグサリときたのです。

「今はまだ影響がないかもしれないけれど、お母さんがかかりきりになりがちな発達障害児と暮らすきょうだいたちは、寂しさを感じやすいんです。たまには下の子たちを中心にした時間をつくってあげてくださいね」

 

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