「クサッ!」お風呂に入っても落ちない!更年期世代の深刻な「におい問題」、汗でも加齢でもない意外な原因とは【皮膚ガス研究の第一人者が解説】

「お風呂で洗っても落ちない!」まさか、臭いの発生源が「血液」って嘘でしょ!?

 

「毎日きちんと体を洗っているのに、どうして臭うの?」その答えを知るカギが、「皮膚ガス」にあります。

私たちの皮膚からは、目には見えないガスが常に放散されています。これが「皮膚ガス」。現在までに800種類以上の有機・無機化合物が確認されています。

 

 

関根先生によると、皮膚ガスの発生源は大きく3つに分けられます。

 

一つ目は、皮膚の表面で生まれるニオイ。例えば汗臭は、汗そのものが臭うわけではありません。汗に含まれる成分を皮膚の常在菌が分解することで発生します。加齢臭は、皮膚から分泌された皮脂が空気や紫外線などの影響で酸化し、「2-ノネナール」という成分が発生することで起こります。どちらも皮膚表面で起こるため、お風呂で体を洗うことで臭いはひとまず軽減します。

 

二つ目は、汗腺や皮脂腺など皮膚腺から直接放散される皮膚ガスです。

 

そして三つ目が、血液の中を流れる成分が皮膚を通り抜けて放散される皮膚ガスです。夏バテ臭(疲労臭)は、この血液由来の皮膚ガスにあたります。「血液由来だからこそ、いくらお風呂で皮膚を洗っても落ちません。これが夏バテ臭の最大の特徴です」と関根先生。

 

お風呂から上がった直後なのに、「なんだか臭う」と感じたら、それは夏バテ臭のサインかもしれません。いったい、血液中に流れる成分とはどこで作られているのでしょうか。

 

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