【中学受験】塾での劣等感も成長の糧――小学校受験とは異なる「複雑さ」と「本人の意志」

2026.07.31 LIFE

次男の療育に奔走して三男の小学校受験は見送る

画像:首都圏模試センター提供

幼稚園年長だった次男・B君にASD(自閉スペクトラム症)と軽度知的障害があることが分かり、療育に奔走しているうちに、三男・C君の小学校受験のタイミングを逃してしまったという美桜さん。その結果、C君は公立の小学校に進み、中学受験に挑戦することになります。

 

また、長男・A君が通うG学院では、小学校受験のための幼児教室通いを推奨しておらず、長男は茶道や書道、水泳など好きな習い事と知育教材を楽しみながら、祖父母の畑で遊び、のびのびと小学校受験を乗り越えたそうです。

 

「三男も、次男の療育があったので十分に手をかけられなかったとは思いますが、小学校受験をしていたら、案外あっさり合格していた可能性もあると思っています。もともと小学校受験ではペーパーテストのない学校なので、普段の習い事程度でも、受けるだけ受けてみればよかったのかもしれません。でも、受けさせなかったのは、頭の何処かで、次男が公立の支援学級へ通うことになったので、『兄弟で同じ学校に通ってくれるかな』と考えてしまったのかもしれません」

 

ちなみに、3兄弟はとても仲が良いそうです。

 

「次男は独特のこだわりは強いのですが、基本的にはいつもニコニコしていて朗らかな性格なので、兄からも弟からも、その友達からも程よい距離感でかわいがられています。むしろ三男は『僕がやってあげる』と世話を焼きすぎるので、『お兄ちゃんが自分でできるように頑張らないといけないから、見守っていてあげようね』と言い聞かせています」

 

そんな微笑ましい3兄弟ですが、美桜さんが今、壁にぶつかっているのは「東京の中学受験勢の生真面目さ」だといいます。

 

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