もう失敗しない!「白髪染め」色選びは肌タイプより〇〇が重要だった
白髪をぼかすか隠すかで明るさは変わる
40代は白髪が気になる世代なので、色味、明るさ、なりたいイメージだけでなく「白髪をどうしたいか」もポイントとなります。
白髪を目立たなくしたい、隠したいという人は白髪染めでしっかりと染めることをすすめられるでしょう。そうなると、髪全体を明るくすることに限界が出てきます。しかも新しく生えてきた白髪が目立ちやすいので、染める頻度も高くなってしまいます。
白髪の本数が少なく、ぼかす程度でいいとなるとハイライトやローライトを入れてなじませながらぼかすという方法があります。この場合は明るめのカラーを楽しむこともできますし、新しく生えてきた白髪もあまり目立たないという効果も。
白髪染めとおしゃれ染めのどちらで染めるかという判断は自分では難しいもの。これも美容師に相談するのが一番です。
ただ美容師はエスパーでもなければ魔法使いでもないので、あれもこれも叶えることはできません。色味、明るさ、なりたいイメージ、白髪について自分のなかで優先順位はつけてからサロンに行くといいですね。
「白髪が目立つ顔まわりだけ白髪染めにして、ほかはおしゃれ染めにするということもできます。希望や悩みは隠さずにどんどん伝えてください。そのなかからできること、できないことを説明しながら一緒に色を決めていきましょう」(高沢さん)
白髪染めとおしゃれ染めの違いや、白髪染めで注意したいことなどは、こちらの記事を参考にしてみてください。
ホームカラーを買うときは明るめを選ぶと失敗しにくい
「美容師の立場から言えば、セルフで染めるのは避けてほしいというのが本音ですが、忙しい40代のみなさんにとって頻繁にヘアサロンに行くのは難しいですよね。次々と生えてくる白髪の対応に追いつかないこともあると思うので、サロンに行くまでの間だけ白髪を隠したいというのであれば、カラートリートメントのほうがいいでしょう」(高沢さん)
とはいえ、セルフカラーをしている人も多いのが現状。色選びについての注意点も聞きました。
「店頭には色見本として毛束が置いてありますが、あくまでも目安であることを忘れないでください。もとの髪色は人それぞれ。同じように染まるとは限りません。どんな人でもしっかりと染まるようにできているため、想像よりも暗く染まる傾向にあります。この色いいなと思ったものよりも明るい色を選んでください」
ホームカラーやカラートリートメントを使用していることを正直に担当美容師に伝えることも、カラーを失敗しないコツのひとつです。市販品とも上手につき合いながら、ヘアカラーを楽しみましょう。
教えてくれた人
高沢和樹さん/Elilume from zacc
ヘアケアマイスターの資格をいかし、ヘアスタイルの提案だけでなく髪の正しい扱い方についても丁寧にレクチャー。大人の髪悩みに寄り添い、魅力に変えてくれる。
サロンは東京・新宿御苑のすぐ近く。四季折々の景色を眺めながら施術を受けられるのも魅力。
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