
傘を売るなら、雨の日は値上げする?値下げする?正解は…
あなたが交渉中の相手が、生意気な態度で交渉を取り下げてきました。あなたが「いま、取り下げるならあなたと会うことは二度とないわ」などと言ったとしましょう。それに対して相手は「私は、この会社の敷居をまたぐ必要はもうないの」なんて、芝居がかったことを言います。数カ月後、「すみませんでした。やっぱり契約してください」と相手が戻ってきたら、あなたはどうしますか。
いま、あなたには、3つの選択肢があります。
① 契約しない
② 契約はするが自分に有利な条件にする
③ 前と同じ条件で契約する
まず、①の場合。プライドのために、契約をしないという選択もありますが、誰も得をしません。不快な思いをしたのに、お金はもらえない。
そうすると、不快にされた分をお金で取り戻せるように、②の自分に有利な条件を設定するのが良いかもしれません。相手には負い目があるので、その条件でも喜んで契約するかもしれないし、「いやなやつだな」と思うかもしれない。
ただ、自分のことを嫌な奴と思っている相手と仕事をするのは、あまり健康的ではありません。
もっともおすすめなのは、③の前と同じ条件で契約することです。相手は通常より感謝するでしょう。あなたに敬意を持って仕事をしてくれます。もし、あなたにトラブルがあっとき、親切に対応してくれるかもしれません。
そこで、相手があなたにとって良い取引先で、今後も取引を継続したいのなら③を、どうでも良い相手なら②を選ぶとよいでしょう。
価格決定においては、行動経済学の分野に多くを学ぶことができます。
では、あなたがもし傘を売るなら。次ページ
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