
脚のむくみは肥満のもと! むくみを取る日常習慣3つのコツ
寒い冬の到来です。オフィスにいても、寒さのあまりデスクから動かないで1日が終わってしまった。そして、「なんだか、足がむくんでいるような……」なんてことはありませんか?そのうえ、「水は冷たいから」と、水分をとらないで過ごしてしまったり。
そう、冬は溜め込みやすい要素が、満載な季節なのです。とはいえ、毎日の行動に気をつければ、女の敵「むくみ」を撃退することができます。快適な冬を過ごすための簡単な方法を『読むだけでやせる生活100のコツ決定版』から水嶋クリニック院長・水嶋丈雄先生のお話をご紹介します。
ところで「むくみ・水毒」って何?
日頃「むくでいる」という言葉をよく使いがちですが、「むくみ・水毒」とは、具体的にどういうものなのでしょうか?
人間の体は、その60%以上が水分であるといいます。水分の内訳は、血液・組織間液・そしてリンパ液などです。リンパ液は、細胞で使われた水分の残りといわれ、血管と併走しているリンパ管の中を流れています。しかし、何かの原因で体液量の調節がうまくいかなかったり、血行不良で体液の流れが滞ると、回収されなかったリンパ液が皮下組織に滞留し、それが「むくみ」となります。
東洋医学でいうところの「水毒」は、西洋医学でいうところの「むくみ」と、ほぼ同じ意味ですが、もう少し広い意味でとらえられています。たとえば、西洋医学では「むくみ」を一過性のものととらえられていますが、東洋医学ではいわゆる難病も、体の深いところにたまる「水毒」が原因と考えられているのです。
「むくみ・水毒」はなぜ溜まるのか?
そんな「むくみ・水毒」は、どうして体内に溜まってしまうのでしょうか?リンパ液中の老廃物が体のあちこちに置き去りにされると、「むくみ」がひきおこされ、病気や不快症状につながります。一般的に、男性より女性のほうがむくみやすいと言われています。その理由は、女性の皮膚がやわらかく、血圧が低く、そして足から心臓へと血液を押し出す筋力が弱いためだからです。更年期や月経前後は、ホルモンバランスが乱れてむくみやすいということも理由のひとつです。
それでは、「むくみ・水毒」をそのまま放置していると、いったいどうなるのでしょうか?
「むくみ・水毒」と不調や肥満との関係性は?
「むくみ・水毒」を溜まったまま放置していると、血管が圧迫されて血液の循環が悪くなります。すると、体は冷えやすくなり、太ももなどの肌の表面にでこぼことしたセルライトができやすくなります。また、東洋医学では、脳の「むくみ」が心の病気につながるという見解があるほどです。逆に言えば、「むくみ・水毒」を解消することで、肥満やさまざまな病気を避けることができるようになるのです。
次に、「むくみ・水毒」を溜めないための具体的な方法をご紹介します。
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