
春からはじめる!お金が貯まる3つの「生活改善」って?
年明けから早4ヶ月弱たち、気が付けば1年の1/3が過ぎ去ろうとしています。
今年こそ、お金を貯める!と決意していたのに、計画通り貯蓄ができてない人も
少なくないでしょう。今回は、なかなか貯められない人の原因を考えながら、お金が
貯まるようになる生活改善についてお伝えします。
■お金が貯められない人にありがちな原因
お金が貯められてなかった人が、貯蓄目標を立てると、同期や友人から聞いた貯蓄額との差を近づけるべく焦って高い目標を立てがちです。
これまで、まったく貯蓄ができなくて給与口座に入ったお金をほとんど使いきる生活をしてきたのに毎月の貯蓄目標を「10万円」と高い目標を立てることは、自分自身でハードルを高く上げすぎてしまい、すぐに挫折してしまうというケースはマネー相談の場でも相談者からよく聞く話です。
ハイペースで貯めたいという気持ちはわかりますが、貯蓄は継続できないと意味がありません。
ハードルは目標をクリアできたら、徐々に上げていくことで、乗り越えていけるものです。また、家計の見直しをせずに貯蓄目標を設定してしまうと、貯蓄をはじめても生活費が不足するという事態になり継続することができません。目標を達成するためには、きちんと計画を立てることが大切です。
■家計の見直しをすることで生活改善につながる
まずは、家賃、食費、光熱費、保険料、携帯代、交際費など毎月かかる支出を書き出してみてください。あらためて、費目ごとに毎月の支出と絶対に減らせない支出なのか、ここは見直せる支出なのかを考えてみましょう。
支出のなかでも食費、保険料、携帯料金、交際費は見直ししやすい費目です。たとえば「生命保険」ですが、入社時に加入してから見直したことがないのであれば見直してみるのがおすすめです。特に掛け捨てタイプの保険なら保障内容を確認してみて不必要なものがあれば解約する、ネット専用の生命保険などに見直すことで保険料の軽減につながりやすいです。
また携帯代金は特にドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアにこだわりがなければ、格安SIMなどの携帯会社へ乗り換えるのも手です。毎月5千円以上軽減できたというケースもあります。また、食費や交際費については生活改善することで支出の軽減につながります。
■朝型にチェンジ
「食費」ですが、朝ごはんは会社近くのコーヒーショップに立ち寄って購入している、昼ごはんは定食屋に夜ご飯はコンビニかスーパーでお惣菜を購入するという生活パターンであれば、食費だけでも支出額は大きいでしょう。たとえば、朝は30分ほど早く起きるように生活改善してみませんか?
朝ごはんは自宅ですませるように生活改善するだけでコーヒーとパン代で500円かかっていたとすれば1ヶ月で約1万円支出を減らすことができます。会社で昼ご飯を食べられるスペースがあるのであれば、週2~3回はお弁当を持参するという風にするだけでも食費はかなりおさえられます。
朝ごはんもお弁当も慣れれば30分もあれば準備も可能です。これまで自炊していなかった人からすれば、面倒に感じるかもしれませんが、お金を無理なく貯めるためには出来る限りの生活改善をすることで自然とできるようになります。
早起きすることで、夜も早く就寝につくようになり、会社帰りの飲み会の参加も休日前だけにするなど夜の行動も変わっていき交際費も見直せます。
■まとめ
お金を貯めるためには、数字だけでなく、生活改善をすることで大きく影響します。最初は「私に無理」と思っていた生活でも、慣れると健康的で心地よい生活に感じられるようになります。家計の見直しとともに生活改善することで、無理なく貯蓄ができるようになります。この春から生活改善して、無理なくお金が貯められるようになりましょう。
今関倫子 ファイナンシャル・プランナー
外資系保険会社勤務中にファイナンシャル・プランナー(FP)を目指し、AFP(日本FP協会認定)資格取得後、独立系FP事務所に転職。女性を中心に年間のべ200件以上のマネー相談を受け、多くの経験を経て独立。個人マネー相談、執筆、マネーセミナーを中心に活動中。FPCafe登録パートナー
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 夏の通勤に万能なネイビーパンツ。選ぶポイントは、着心地・ラクラクお手入れ・体形カバー!【40代の毎日コーデ】
- 「予約がとれないブランディングスタイリスト」が50代女性に向けて提言する「自分をもっと好きになる方法」って?
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 【立ったまま1分!骨盤矯正】体のねじれを整えて、垂れ下がったお尻もぷりっと丸く引き上がった【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 熱中症「頭が痛くなった」はもう危険スレスレ!昨年の倍搬送されている2025年、「この梅雨明けまえがいちばん危ない」これだけの理由【専門家が解説】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 技アリ白Tでさりげなくお腹をカムフラージュ。Tシャツインの着こなしに抵抗がある人、必見です【40代の毎日コーデ】
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】