【更年期】は、次のライフステージをスタートさせる「準備」のためにやってくるのかも
HRTを始めたら不正出血が1カ月も続いた!このまま続けて大丈夫?
ホルモン値の低下を知らされると同時に、医師からHRT(ホルモン補充療法)を勧められたマサミさん。
「先生から『体が楽になるだけでなく、美容にもいいのよ』と言われて、そんなにいいものなら、と軽い気持ちで始めました」
マサミさんは、下腹部にホルモン剤のパッチを貼る治療を始めましたが、しばらくすると、生理でもないのに出血するようになりました。
「生理が終わる時期くらいの量の鮮血がでるようになったんです。量は少ないものの、だらだらと1カ月にわたって不正出血が続いたため、怖くなって自己判断で中断して、かかりつけの婦人科へ行きました」
婦人科へ行った日は、いつもの担当A医師が不在で、男性B医師に診てもらいました。B医師が言うには「HRTは乳がんのリスクが高まるから、すぐにやめたほうがいい」とのこと。現時点の出血状況を思うと、やはりやめたほうがいいのかもしれないとマサミさんは思いました。
一方で、HRTを開始してすぐ、体のだるさを感じなくなり、健康だと思える日々が増えてうれしいことも事実。止めるか止めないか、決められずにいました。
そのとき――
A先生のチームの看護師がマサミさんのもとへ来て、こう告げました。
「A先生とB先生はHRTに対する意見が真逆なんです。A先生は女性で、自身も更年期のつらさを知っているから、HRTで身体が楽になって幸せに暮らせるなら、HRTをしたほうがいいと思っています。私は看護師なので、治療方針について独断で話すことはできませんが、きっとA先生は、マサミさんにも同じことを言うと思いますよ」
看護師の言葉に、マサミさんはHRTを止めないと決め、日を改めてA医師に相談しました。A医師は「体が慣れるまで続けましょう」と言い、今日まで治療を続けています。
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