看護師でも気づけなかった不調。これが更年期なんだと思い込んでいたら、私はきっと潰れてしまったと思う【100人の更年期】

看護師として伝えたい更年期外来受診のコツ

カオリさんは現在、甲状腺用の薬と漢方薬を服用しながら、体調を整えるために夜勤のある仕事を辞め、日勤のみの保健師として働いています。少し仕事量が減ったせいか、よほどストレス過多にならない限りは、異常な発汗はなくなったといいます。また、54歳になる直前で閉経して以降、生理時に起きていた頭痛、むくみ、胸の痛みはすっかりなくなったそうです。

 

最後に、婦人科で看護師として働いていたカオリさんに、更年期外来を受診する際に持っていくと便利なものを聞きました。

 

「更年期の診察時に発症時期や症状を聞きますが、悩みを話すうち人生相談になる患者さまも多いです。じっくり聞いてあげたくても、一人当たりの診察時間が決まっているため、すべてを聞けずに診断せざるを得ないことがあります。患者さまからすると、話の途中で診察が終わってテキトーな漢方薬を出されたと思われるかもしれません。これはお互いにとってよくないですよね。

 

初めて受診するときは、あらかじめ症状の時系列リストを紙に書いておき、診察時に医師へ渡すことをおすすめします。『〇年〇月頃から突然汗をかくようになった』とか、『△年△月から生理が遅れ始めた』など、事実を列記するだけで構いません。医師側はより簡潔に多くの情報を得られますし、結果として、正しい診断につながります。

 

また、更年期の症状は今日明日で突然ひどくなるわけではありません。更年期かそれ以外の病気かを見極めるには、症状変化の経緯が重要なカギになります。定期的な検診をしておくことで、よりよい診察になると思います」

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※本記事は2022年9月初回配信、2026年8月に加筆修正されました

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