偏頭痛やだるさは自律神経の乱れ!不調を整える3つの方法

①ビタミンB12が豊富な食べ物やサプリメントをとる

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池田クリニック院長の池田健氏によると、ビタミンB12は、タンパク質の代謝や血液中の赤血球をつくるにあたって重要な働きをするとともに、糖質や脂肪の代謝にも関係しています。また、神経細胞内の核酸やタンパク質、脂質の合成をたすけ、精神的なバランスの安定、集中力や記憶力を高めてくれます。

ビタミンB12を多く含む食品は、あさり、しじみ、レバー、いわし、卵、チーズなどがあげられます。食品とあわせて、サプリメントで上手に補給してもよいでしょう。

 

②オンオフを切り換えて、規則正しい生活を

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初台関谷神経科クリニック院長の関谷透氏によると、自律神経失調症になりやすい方は、悩みをひとりで抱え込む傾向があるそうです。また、休みの日にも仕事をしてしまったり、残業続きで生活が不規則になったり。オンオフのスイッチの切り換えがうまくできず、休息が根本的に足りていないことが多いようです。

休日にはオフの時間をとるようにして、仕事やプライベートの心配事を周囲に相談することで、今の自分の状況が客観的に見えるようになり、息抜きにもなります。また、自律神経は一定のリズムに従って機能するものなので、毎日、規則正しい生活を心がけることも大切です。

 

③不調症状をポーズで改善

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めまいや耳鳴りは、耳だけではなく、前庭小脳という部分に原因があるといいます。目や足、自律神経からの情報が一挙に前庭小脳に集められるため、情報量が多すぎると平衡感覚のシステムが狂ってしまいます。それにより、めまいや耳鳴りの症状が出るのです。平衡感覚を鍛えるためには、埼玉県立小児医療センター耳鼻咽喉科科長の坂田英明氏によると、力士がやるような、しこ踏みのポーズが有効です。つま先立ちで膝を開き、腰を落とす姿勢を、上下に朝晩10回程度することで、平衡感覚が鍛えられると同時に、体の柔軟性を高めることにも役立ちます。

他には、原接骨院院長の原了氏によると、砲丸投げのポーズをとることも動悸や息切れに効果的です。砲丸を片手に構えて、前に伸ばして投げるポーズを朝晩3回程度すると、循環器に関する血流を活発にすることができます。

 

ストレスフルな毎日で、なかなか症状が改善されなかったり、重度な場合は無理しないで早めに病院に行くことも大切です。年末年始は倒れられない!だからこそ、自律神経を整える生活を心がけていきましょう。

 

参考資料・『読むだけで自律神経が整う100のコツ決定版』(主婦の友社)

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