「朝からパジャマのまま怒号が」手足が動かない母と認知症の父。出発前の「地獄の1時間」を乗り切った秘策とは【100人の介護】

「ちょっと、聞いてくださいよ~」介護の悩みは、ケアマネや送迎の運転手さんに話して発散

仕事を辞めて介護中心の生活となったことで、Nさんは「言葉に出すこと」の大事さを、より実感したといいます。隙あらば、「介護のことは溜めずに人に話していた」とか。

 

「『地域包括支援センター』の方には、介護スタート時から話を聞いてもらい、本当にお世話になりました。たとえ手続きが目的で訪れたとしても、帰りに『この間こんなことがあって、すごく大変で……』と話すと、気持ちがラクになるんです。他にもケアマネージャーさんやヘルパーさん、それこそ、デイサービスの送迎をしてくれる運転手さんにも『ちょっと、聞いてくださいよ~』なんて話しかけたり(笑)。可能な限り、日常の中で発散していましたね」

 

友だちと会う時間は持てないし、会えたとしても相手が介護を経験していなければ、なかなか言いづらいこともある。「だからこそ、日々会う人たちには甘えさせていただきましたが、とにかく『アウトプット』は大事だと思います」とNさんは話してくれました。

 

そして時は過ぎ……2025年に入った辺りからお父さんに異変が。自宅で倒れることが増えたというのです。ところが、もともと病院嫌いのお父さんは「病院には絶対に行かない」「検査なんか受けない!」と激しく拒み続けるのですが……。この続きは、また次回お届けしたいと思います。

 

◆編集部よりアンケート◆あなたの介護の話も教えてください。こちらからご記入をお願いします!

1 2 3

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク