【働きブス】電車で座ると脚が開いちゃう人へ!一瞬できれいに座れる方法

こんにちは、新連載の青柳彩子です。私は10年以上の座りっぱなしのデスクワークで身体が不調のデパートでした。特に苦しんだのが冷えと生理痛。こんな「働きブス」化していた私が身体のことをゼロから学びなおして知った健康ハックをお伝えします。
さて、1回目は、毎日の通勤電車で使える健康ハックです。

電車での通勤、疲れますよね。仕事帰りに座れたときは、ついつい居眠りをしてしまうこともあるはず。そんなときに、いつの間にか脚が開いてしまう働きブスになっていませんか?

私はうっかり気を抜くと必ず脚が開いてしまうので、真夏でも大判のストールを持ち歩いて、座る時は膝に掛けていました。太ももの両サイドからストールで包むようにして脚を巻き込むことで、強制的に脚が開かないようにしていました。かなりの力技です。

とんでもない冷え性だったもので、クーラーで脚が冷えるのも防げて一石二鳥でした。しかし、これは健康ハックではありません。ただの働きブスです。

脚を閉じることができないのは座り方が原因

脚が開いてしまうのは、脚を閉じる筋力が弱まっているからではありません。座り方に原因があるのです。

座っていて脚が開いてしまうとき、シートに浅く腰掛けて背もたれに寄りかかっていませんか?脚が開いていなくても美しいとは言えない姿です。

では試しに、深く座ってお尻をぴったりシートの折れ目に沿わせるようにしてみてください。

脚に力を入れなくても、無理なく両膝がくっつくはずです。自然と背筋も伸びて、美しい座り姿勢になります。

脚が開いてしまわないように、脚を組んでしまうという技を繰り広げる働きブスもいらっしゃいますが、脚を組んでばかりいると冷えに繋がります。

脚を組むときに使われる筋肉のところには大腿動静脈が通る太い管があり、脚を組んでいるとこの血流を妨げてしまうのです。

骨盤はちょっとだけ前に傾いているのが基本

上の写真のように、座る時は「坐骨」に体重が載るようにしましょう。

長時間座っていると「お尻が痛い」「腰が痛い」と文句タラタラな働きブスは、坐骨ではなく、仙骨に体重をかけて座ってしまっています。浅く座ってだらんと背もたれに寄りかかると、まさに仙骨に体重がかかります。

骨盤は本来、少しだけ前に傾いているのが基本なのですが、だらしなく座っているときの骨盤は後傾しています。

骨盤が後傾した状態で座ると、膝をくっつけようとしてもくっつかないのです。

 

立っているときに膝が離れてしまうのは、実はO脚ではない?

私は膝が付かないからO脚だワ、と思っている人、結構いるのではないでしょうか。

そんなあなたのつま先は、どこを向いていますか?内向きでしょうか。あるいは、平行でしょうか。

でも、つま先を外に向けたら、膝、付きませんか?それなら、O脚ではないですよ!ご安心ください。立ち方が変なだけです。よかったですね。

実は、人のつま先は逆ハの字になっているのが、余計な力が入っていないニュートラルポジションなのです。

え、でもそれってガニ股がいいってこと?とお思いになるかもしれませんが、膝がちゃんとくっついてつま先が外を向いている状態はガニ股とは呼びません。

ではいますぐ、少しつま先を外に向けて立ってみてください。さっきまでよりずっとキレイな立ち姿勢になっていますよ。

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