女性は身売り、男性は農労働へ……。鉄鎖で船底に押し込められた日本人奴隷貿易と秀吉の激怒【戦国時代の裏歴史】

2026.10.06 LIFE

敵に捕まった民は「奴隷」として売り飛ばされることも!?

日本には古代から奴隷制が存在し、『魏志倭人伝』などにその記録が残っています。しかし、平安時代には廃れたといわれており、それ以降は公的な奴隷制度はなくなりました。とはいえ、鎌倉時代にも奴隷市場が存在したほか、江戸時代になっても貧しい家の子どもが売られていました。

 

戦国時代は日本史上でも、特に残酷で非人道的な時代だったといえるでしょう。この時代、人間の取引も盛んに行われていたと伝わっています。戦において敵対勢力の民衆は「乱取り」と呼ばれる拉致の対象となり、捕らえられた民や捕虜は、着物や刀といった金目の物と同様に“物”として売買されました。なお、大名は人間の売買を黙認していたといわれています。

 

奴隷となった者の仕事は男女で異なり、男性は農作業に従事させられ、女性は性産業や家事手伝いなどが多かったと伝えられています。売る側の主な目的は金銭を得ること。敵に捕らわれた場合でも、親族などが身代金を払えば、解放されることもありました。

 

 

▶日本人が奴隷として輸出品となっていた?

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