夫も梅毒陽性。それでも「俺からうつったとは限らないだろ!」妻がついに見切った“モラハラ夫の嘘”
梅毒をきっかけに、「私がおかしいのかも」という思い込みが崩れた
Hさんは、なぜ今まで夫の言うことを信じようとしていたのでしょうか。「夫婦だから信じたかった」もちろん、そんな気持ちもあったと思います。でも、それだけではありません。長い間、
「お前は何もわかっていない」
「俺を怒らせるお前が悪い」
「経営者の付き合いなんて、お前にはわからない」
そう言われ続けるうちに、Hさんは夫の価値観を基準に物事を見るようになっていました。
・怒鳴られるのは、自分が怒らせたから。
・生活費を渡してもらえないのは、自分が夫に反論したから。
・風俗店に関わることも、経営者なら仕事の付き合いとして仕方がない。
本当は嫌なのに、「私の考え方がおかしいのかもしれない」と思うようになっていたのです。
モラハラの怖さは、このように相手の言葉を繰り返し浴びるうちに、自分自身の感覚まで疑うようになってしまうことです。ところが今回、その影響はHさんの体にまで及びました。それでも夫は謝りません。Hさんの体を心配することもしません。それどころか、「お前がどこかでもらってきたんじゃないのか」とHさんを疑い、自分の責任を否定し続けたのです。
そのときHさんは、ようやく、「おかしいのは、私じゃない」と思うことができました。一度そう思えるようになると、それまで「仕方がない」と受け入れていたことまで、違って見えるようになりました。
「仕事の接待だから」と言われ、夫が風俗店に関わることまで自分に納得させようとしていた。反論すれば給与や生活費を渡してもらえないことも、受け入れていた。怒鳴られたり、無視されたりするたびに、「自分の言い方が悪かったのだ」と思っていた。
「どうして私は、これを普通だと思おうとしていたんだろう?」
夫の言葉ではなく、自分自身の感覚を信じられるようになったことで、今まで見えなかったものが次々と見えるようになっていきました。
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