夫も梅毒陽性。それでも「俺からうつったとは限らないだろ!」妻がついに見切った“モラハラ夫の嘘”
実家に帰り、離婚調停を起こすことに
そしてHさんは、ついに家を出ることを決めました。風俗に行き、性感染症までうつした可能性が高い。それでも自分の非を認めず、妻のせいにする。そんな優しさも誠実さもない夫に、Hさんは嫌悪感しか抱けなくなっていました。
Hさんには、これまで少しずつ貯めてきたお金と、結婚前から持っていた自分名義の貯金があります。まずは実家に戻り、そこで生活を立て直すことにしました。そして今、離婚調停に向けて準備を進めています。
以前のHさんだったら、
「私が我慢すればいい」
「夫にもいいところはある」
「仕事だから仕方がない」
そう言って、また自分の気持ちを押し込めていたかもしれません。梅毒に感染したことは、Hさんにとって、あまりにもつらい出来事でした。けれど、その出来事をきっかけに、長い間夫から押しつけられてきた価値観から抜け出し、自分自身の感覚を取り戻すことができたのです。離婚することでHさんが取り戻そうとしているのは、夫のいない生活だけではありません。
「嫌なものは、嫌だと思っていい」
「おかしいと感じた自分を、信じていい」
「私は、私を大切にしていい」
そう思える人生です。夫が怒るかどうかではなく、「私は、どうしたいのか」夫に認めてもらえるかではなく、「私は、安心して暮らせるのか」これからHさんが歩いていくのは、夫の顔色を見ながら生きる人生ではありません。自分の気持ちを自分で信じ、自分を大切にする人生なのです。
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この記事は
モラハラカウンセラー
麻野祐香
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