「辛さは全部ネタに」24時間介護で限界だった私が救われた“意外な息抜き”とは【100人の介護】
骨盤を4か所骨折。「もう在宅介護は難しい」母の施設入居を決めるまで
脊髄梗塞(せきずいこうそく)を患って以降、お母さんは手足に不自由さを抱えていました。でも、そのときはこれまでとは異なり、まったく立ち上がれない状態になっていて、Nさんも困惑したといいます。
「さっそく病院で診てもらったところ、なんと骨盤を4ヶ所も骨折してたんです。すぐに入院となりましたが、『骨がスカスカになってしまっているので、またいつ折れるか分からない状態です』とも言われ。これ以上、在宅介護を続けるのは難しい気がしましたね」
その後、「施設を探して入るまでに5年はかかるかも」と言われていましたが、トントン拍子に話が進み、今年(2026年)の4月、お母さんは特別養護老人ホームに無事入居することができました。こうして、在宅介護生活にピリオドを打ったNさん。介護離職からは数年が過ぎましたが、ようやく新たなステージで仕事も再開しています。
「在宅介護は24時間365日対応という感じで休みはなく、常に気が抜けない毎日でした。でもいろいろと学ぶこともあり、今回お話ができたことで、介護経験が報われたような気もしています」
長い在宅介護生活を経て、Nさんはようやく自分のための時間を持てるようになりました。全力で介護に向き合ってきたからこそ、これからは自分の人生を、より一層楽しんでゆけるかもしれません。
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ライター
小林真由美
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