「汚部屋で座ったきり」仕事も家事もどうでもよくなった51歳女性。この世代の「気力が尽きがち」な本当の理由は

「何をするにも面倒」51歳、仕事も家事も手につかなくなって

保険外交員の千賀子さん(51歳)は、50歳を過ぎた頃から何事にもやる気が起きないと悩んでいました。

「ここ数年、体調がいまひとつで精神的にも不安定です。エリアマネージャーとしてもっと頑張らねばと思いつつ、最近は、何事にもやる気が出ず無気力状態です」

 

シングルマザーで1人の娘を育てた千賀子さん。これまで仕事で手を抜くこともなかったそうです。

「ある日突然というわけではなく、だんだんと意欲がなくなり、何をするにも面倒に感じるようになりました。仕事だけでなく家事も適当で……料理をする気も起きず、家の中は散らかり放題です」

 

趣味で通っていたヨガ教室も楽しめず億劫になって辞めてしまい、人との交流も減ってひとりで孤独に過ごす時間が多くなってしまいました。

 

「お母さん、どうしちゃったの?」帰省した娘が気づいた母の異変

遠方で働く娘さんは帰省した時、千賀子さんの様子や家の中を見て、異変に気づいたそうです。

「お母さんどうしちゃったの!?」

 

驚く娘さんに、千賀子さんは最近の自分のつらい状態を話してみました。

「それって更年期じゃない? わたしの職場でも、50代の女性はみんな更年期でいろいろつらいって話しているよ」

 

更年期といえば、ホットフラッシュや動悸などの症状を連想していたという千賀子さん。

「まさか、やる気が出ない、無気力といった自分の症状が更年期のせいだとは予想だにしておらず……驚きました」

 

娘さんの強いすすめもあり、千賀子さんは一度病院を受診してみることにしました。

 

「やる気が出ないのも更年期?」受診して初めて気づいた意外な症状

千賀子さんは地域で評判の心療内科を受診し、最近、無気力でやる気が起きず、仕事や生活に支障が出ていることなどを相談してみました。

「更年期は、女性ホルモンの乱れで心身に不調が出やすい時期です。さらに、社会的な立場や環境も変化する時期なので、あなたのように意欲の低下など精神的な不調がでる人も多いですよ」

こう医師に言われて漢方薬が処方されました。

本編では、50歳を過ぎた頃から、仕事にも家事にも趣味にもやる気が起きなくなった51歳の千賀子さんのお話をお届けしました。

これまで仕事で手を抜くこともなく、シングルマザーとして娘を育ててきた千賀子さん。それが、だんだんと何をするにも面倒に感じるようになり、料理をする気も起きず、家の中は散らかり放題。楽しみにしていたヨガ教室にも通わなくなり、人との交流まで減っていきました。

そんな母の変化に気づいたのが、久しぶりに帰省した娘でした。

▶▶「私、怠けているんじゃなかったんだ」51歳女性、受診した病院で感じたことは

では、千賀子さんが医師に相談したことで自責の気持ちが軽くなっていった経緯と、更年期の意欲低下に対する治療や漢方薬についてお伝えします。

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