もちろん「じょに」ではありません。「序に」の読み方、知っていますか?
漢字を読むとき、送り仮名のある漢字に戸惑ったことはありませんか?耳では聴き慣れている言葉でも、いざ漢字で表されると「え、これなんて読むの?」と困ってしまうような漢字はいくつもあります。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します!
「序に」の読み方、知っていますか?
「序盤(じょばん)」などの言葉から「・・・じょに?」と読んでしまう人もいるかもしれませんね。「序」という漢字からは想像しにくいかもしれませんが、正解は「〇〇〇に」と3文字です。
正解はコチラです!
「ついでに」です。
なお「序に」と聞いたとき、その意味を「一緒に」「おまけに」という風に捉えていませんか?実際の「序に」の意味は、
ある物事をするときに、その機会を利用して別の物事をするさまを表わす。ちょうど良いその機会に。そのおりにいっしょにつづけて。ついでがてら。
引用元:精選版 日本国語大辞典
となっています。「おまけに」という意味合いではなく、「続いて」「ほどなく」「間もなく」という意味なんですよね。
それから、同じような表現で「因みに(ちなみに)」があります。
前に述べた事柄に、あとから簡単な補足などを付け加えるときに用いる
引用元:小学館 デジタル大辞泉
どちらかと言うと、「因みに」のほうが「一緒に」「おまけに」の意味合いが強い印象があります。
また「因みに」のほうがへりくだった印象があるため、謙譲語を使う場面では「序に」ではなく「因みに」のほうが適していることも。上司など目上の人にビジネスメールを送る際は、
- 因みに
- 付け加えますと
- 補足すると
などで言い換えることをおすすめします。
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