【実例スピード婚】2ヶ月で結婚した40代女性の「大胆な行動」って?
こんにちは。40代の婚活を応援する結婚相談所SUN SUN CALLの婚活マネージャー野上今日子です。
前回は40代でも簡単に結婚できるタイプについて、実際にスピード結婚された方を例にご紹介しました。
今回もその方の婚活から成功ポイントについて引き続きご説明したいと思います。
【40代の婚活塾#7】
相談所婚活で簡単に結婚できる40代女性の共通点とは
婚活市場では40代女性は非常に苦戦する年代ではありますが、逆にいとも簡単に結婚される40代も多くいます。
彼女たちに共通しているのは、
アドバイスを受け入れる素直さがある
謙虚で控えめ
多くを求めない
ガツガツしていない
男性を立てることができる
であるという事。
いわゆるテクニックでどうなるものではなく、基本的な考え方や性格が結婚を引き寄せているのが分かります。
では一体“ガツガツしていない”“男性を立てることができる”というのはどういう事か?
「私だって自分からガンガンアタックできなし、男性がご機嫌になる会話をすることができます!」とおしゃっている方も多いかと思います。
そうです。控えめでコミュニケーションズ上手な女性はかなり高ポイントです。
しかし、前回ご紹介したKさんは、それにプラスアルファがあったのです。
「もっと、もっと…」が命取り!
Kさんの場合、知人に勧められるがままに弊社にいらっしゃいました。
最初にお話を伺った時は「信頼している知人からの紹介なので来ました。一生懸命頑張りますが、結婚できなければそれでもいいかなと…」と消極的な言葉。
完全な無欲での入会でした。
そのため活動がスタートしても、自分から積極的にお見合いのお申込みをする気配もなく…。
しかしある日私がご連絡を差し上げたタイミングで、ふとシステムをのぞいてみたそうです。
そして一瞬で気になる男性を発見!
ものすごいイケメンというわけでも、シュッとしているわけでも、若々しいというわけでもない、ぶっちゃけ普通のオジサン(笑)。でもKさんは「直感でピンきました」と言うのです。
そしてポチっとお見合い希望のボタンを押し、そこで初めてその彼のプロフィールを見ました。
もちろん、年収や学歴、婚姻経験の有無ではなく、自己PRの部分。そこに書かれていたユーモアあふれる自己紹介に「この人しかいない!」と自分の勘が間違いではないと感じたと振り返ります。
その自分の直感を信じ、その後も一切気持ちが揺れる事がありませんでした。とてもおきれいな方でしたし、婚活男性が好むプロフィールだったので、お申込みは絶えずありました。
しかし、そこで「もっといい人がいるのでは…」と欲を出すことはありません。あくまでいただいたお申込みには目は通しますが、それは礼儀としてというぐらいのスタンスで、決して最後まで気持ちがブレることはありませんでした。
「帯に短したすきに長し」ということわざがありますが、「大体いいけど、あと年収が100万円あれば…」とか「今はいいけど、将来同居の可能性ありか…」と些細な事で、「もしかしたら、そこをクリアできる人が、この先いるかも知れない」と選び過ぎ、結局は「あの人が総合的に見て一番良かった」と思っても後の祭りです。
帯に短かったら、自分で布を縫い付ければいいのです。たすきに長かったら、切ってしまえばいいのです。そんな微調整レベルの話で欲を出さない。当たり前のようですが、案外欲を出して後悔する人は多くいます。
男性の心にささる二刀流とは?
男性は単純な生きものです。
賢い女性ならそんな男性を手のひらで転がすなんてお手の物。それを自然にできるのが、Kさんのような女性です。
というのはKさん、直感で決めたお相手に初めて会った時に「一目惚れしました。あなたが本命です。ほかの方には揺らぎません」と大胆にもいきなり告白したのです。
すごく謙虚でおとなしく、おっとりした雰囲気の癒し系の彼女が言ったので、お相手もびっくり。
のちのちお相手が「プロフィールに控えめで大人しいと書いていたので、本当にこの人が本人だろうか…?と思いました」と笑ってお話されました。
しかし、はっきりと好意を示されて悪い気がする男性はいません。Kさんの思いを真摯に受け止めようと、それ以降ご自分からほかの方にお見合いを申し込む事もなく、最初に決まっていたお見合いを終えたら、すぐにKさんにプロポーズし、スピード成婚しました。
活動は2カ月でしたが、実質3週間ほどの出来事でした。
これには私も驚きましたが、よくよくお話を伺うと、ストレートに自分の気持ちを伝えただけではなく、Kさんの謙虚で細やかなお気遣いがあっての結果だという事が分かりました。
例えば、男性に「初めてのデートはどんなお店がいいですか?」と聞かれたらなんと答えますか?
「初めてだから、ちょっとくらい贅沢言ってもいいよね」と高めのレストランを指定する?
もしくは「そんな事わざわざ聞くなんてドン引き。そういうのは男性が考えてくれるものじゃないの? 初デートもまともにエスコートできないなんて、やっぱこの人ないかもね」
ですか?
Kさんは「Tシャツとデニムと草履で入れるようなお店がいいです。堅苦しいのは苦手なので」と言ったそうです。さらに「ビールと枝豆があればいいです(笑)」とも。
「居酒屋でいいです」と言ったら、「プロフィールを見て年収知っていますから。あなたの懐を気遣ってますよ」感があふれてしまいます。
それを、自分がラフなところが好きなのでという言い方をされたのです。実際、それが本音ではありますが、自然と男性の気持ちも軽くなります。
時に「大胆」に、でも女性らしい「細やかな」気遣いを。
この二刀流を巧みに使い分けられる女性に婚活男性にはグッとくるようです。
Kさんは、これらの事が自然にできる女性だったので、お相手の男性は「最初にそう言われたのですごく気が楽になり、2回目以降も誘いやすかったです。それに、そこまでオープンにきていただくと、こちらも自然体で接することができたので、すぐに打ち解けた感じになりましたよね」と笑顔で本音を語ってくれました。
最強の武器は直感を信じられる力
まとめると、Kさんは
人のアドバイスを素直に受け入れる大らかさと、自分を卑下するわけでも、高く見積もるわけでもなく謙虚な姿勢がありました。
そして相手に求めたのは、プロフィールからにじみ出るユーモアと人としての優しさ。
さらに、それだけあれば十分だという信念。私が幸せになれるには、そして私が幸せにしたいと思えるのはこの人だいうブレない心。
もっと、もっと、もっと…と条件ばかりを求めず、「自分にとって一緒にいて居心地がいい人が一番」と思えるシンプルな気持ち。
そして相手を思いやりつつ、自分の気持ちを駆け引きや計算をしないでストレートに表現できる純粋な心。
を持っていました。
これは簡単なようで非常に難しい事かも知れません。
これまで書いてきたように、40代婚活においてはなかなか【思い込み】を外せないからです。
しかし、Kさんのようにいとも簡単に婚活から一抜けされると、その【思い込み】がいかに厄介で、成婚を困難にしているか分かる気がします。
現在、絶賛婚活中の40代以上の方は、今一度自分がこだわっている【思い込み】について、それが本当に必要なものなのか考えてみるのもいいかも知れません。
ツライ、苦しいという気持ちで婚活をやっている方にとって、今回のKさんの成婚体験は羨ましすぎるくらい順調に感じると思います。
一体その違いは何なのでしょう。
私が思うには、Kさんは婚活を、ツライとか苦しいとか考えておらず、ある意味楽しんでいるような気がしました。
楽しんでいるというか「とりあえず、婚活マネージャーさんの言った通りにやってみよう」というゆだねる心と、ある種の“軽やかさ”を感じました。
相談所婚活には、一緒に走る伴走者=婚活マネージャーやアドバイザーがいます。
Kさんのようにプロのアドバイスをとりあえず聞いて“楽しく、軽やか”な婚活をしてみたら状況は変わるかも知れませよ。
SUN SUN CALLは日本結婚相談所連盟(IBJ)に加盟しています。
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