
「のんき」でも「ほれけ」でもない!「惚気」の読み方って?
漢字にはさまざまな読み方があるので、「多分この読み方で合ってるんだろうな」と思っても、自信がもてないときがありますよね。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します!今回の漢字は、きっとどこかで耳にしたことがある人も多いはず。
「惚気」の読み方、知っていますか?
「惚」と「気」という漢字から、なんとなく読み取れる人もいるかもしれません。「惚(ほ)れる」という漢字から連想して「ぼけ」と読む人もいるようですが、「ぼけ」は間違い。読み方を知れば「ああ!」と納得できること間違いなしの読み方なのですが・・・
正解はこちらです。
「のろけ」です。
「ノロケ話」など聞いたことがありませんか?ノロケ話のノロケは「惚気」と漢字で書きます。
「惚気」とは「のろけること」。「惚気る(のろける)」とは、
1 自分の配偶者や恋人などとの仲を人前で得意になって話す。
2 色情におぼれる。女性にひかれて甘くなる。引用元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
ただ、元々「惚」という文字に「のろ」という読み方はありません。音読みは「コツ」、訓読みは「ほれる」です。ではなぜ「惚気」は「のろけ」と読むようになったのでしょうか。
「惚気」の「のろ」は、動きが遅いことを意味する「鈍い(のろい)」の「のろ」と同じだと言われています。ノロケ話をする人は大抵、自分の恋愛話に夢中になっています。そのため、周りの白けた空気を察することができません。
“自分の配偶者や恋人などとの仲を人前で得意になって話す”、“女性にひかれて甘くなる”ことで鈍い精神状態になることを表すのに、「のろけ」と読むようになったようです。
周りを白けさせてしまうこともある「惚気」ですが、恋愛に夢中になって鈍くなるのは、本人にとっては幸せなことかもしれませんね。
参考文献:惚気る、のろける 日本語を味わう辞典
【合わせて読みたい】
「じんじん」ではありません!「仄仄」の読み方、知っていますか?
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「一度使ったらやめられない」人気スタイリストも40代編集もリピ買い中の『涼ブラ』って?「滝汗でも不快感なし」「つけ心地がラクなのに~」続々と魅了される理由とは?
- 白髪染め迷子だったアラフィフ編集部員が体験。パサつく、色が抜ける・・・ホームカラーのイメージを覆す“クレイパック着想”の白髪染め 驚きの染まりとツヤのワケとは
- 「お値段にも納得いく手応えです」あのシーズ・ラボのサロンケアが「本当に自宅でできてしまう」1台13役の最新鋭※マルチ美顔器の「ほんとにすごいところ」とは
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.9/@和乃食 ここから【オリーブオイル、サラダ油、菜種油】
- 「急に老けた!?」と悩む40代、50代必見! 編集部員がリアルに実践「毎日キレイを保つ」お手入れ法
- 白髪に悩む40-50代女性が「泡クリーム」タイプの白髪染めをセルフでお試し!「もっとはやく使えばよかった」後悔の理由とは?
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.8/@サンジャン・ピエドポー【オリーブオイル、キャノーラ油】