
「ぎき」ではありません!「擬き」の読み方、知っていますか?
漢字は、その1文字にさまざまな読み方があります。送り仮名がつくことで、漢字1文字のときとは読み方が変わることもしばしば。そのため「え、この読み方間違ってるの?!」「どう読んだらいいの?!」という事態に直面したことがある人も少なくないのではないでしょうか。
そこで本記事では、意外と読めない漢字クイズを出題します。
「擬き」の読み方、知っていますか?
「擬」という漢字の中には「疑」という漢字が含まれています。なんとなく意味は読み取れそうなものですが、パッと読み方が浮かばない人も多いのではないでしょうか。「ぎき」と読むのは・・・なんだか違和感を感じますよね。
「擬き」の意味は
1 日本の芸能で、主役にからんだり、前に演じたものをこっけいにまねたりすること。また、その役・演目。里神楽のひょっとこ、能の「翁」に対する「三番叟(さんばそう)」など。
2 もどくこと。
3 名詞の下に付いて、それに匹敵するほどのもの、また、それに似て非なるものであるなどの意を表す。引用元:小学館 デジタル大辞泉
です。
3つ目の“それに似て非なるものである”で、どう読むのか察せられるかもしれません。
正解はこちらです。
「擬き」です。
「擬き」は「擬く」という言葉の連用形※です。
※用言・助動詞の活用形のひとつ。「白く光る」の「白く」のように、下の用言に続くときに使われる形。古文の授業で習う動詞の活用形「未然・連用・終始・連体・仮定・命令」の2番目。
「擬く」という言葉には、
1 さからって非難する。また、従わないでそむく。
2 他のものに似せて作る。また、他と同じように振る舞う。まねる。引用元:小学館 デジタル大辞泉
という意味があります。
さてここでもう1つ、漢字クイズを出題します。
「擬い」とはなんと読むでしょうか。
つい「疑」という漢字から「うたがい」と読みたくなる人もいるかもしれませんが、「擬き(もどき)」「擬く(もどく)」の読み方からひらめく人もいるのではないでしょうか。
正解は「もどかしい」です。
「擬い」は、「擬く」の形容詞形。「擬く」が意味する“さからって非難する”、非難すべき様子が元々の意味で、そこから「気に入らない事態にいらだつ」「じれったく思う」の意が生じました。
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