「はげる」ではありません!「刮げる」の読み方、知っていますか?
世の中には漢字がたくさんあります。中には、小学校や中学校では習わない漢字、社会に出てから触れる漢字なんてものもあります。そのため、耳では聞いたことのある言葉であっても、漢字で書かれることで読み方や意味がわからなくなってしまうことも。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「刮げる」の読み方、知っていますか?
「刮げる」で使われる「刮」という漢字。あまり馴染みのない漢字なのではないでしょうか。「〜げる」という送り仮名から「はげる」と読んだ人もいるかもしれませんが、それは間違い。正解は「〇〇げる」と4文字の言葉です。
馴染みのない漢字、「〜げる」という送り仮名、読み方がわからず戸惑う人も多いかもしれませんが、きっと耳馴染みはあるはず。
「刮げる」の意味は、
1 物の表面を削る。付着物を削り落とす。
2 髪やひげをそる。引用元:小学館 デジタル大辞泉
です。
1で表された意味から、なんとなく読み方が思い浮かびませんか?
正解はこちらです!
「こそげる」です。
「こすり削る」という意味のある「刮げる」。
ではここでもう一つ、同じ漢字で読み方クイズを出題します。「刮ぐ」と表されたときにはどう読むでしょうか。正解は2つあります。
1つは「こそぐ」、もう1つは「きさぐ」です。
「こそぐ」は「こそげる」と同じ「削りとる」という意味があり、「こそげる」の文語※形として用いられます。「きさぐ」は「けずりおとす」を表し、「刮ぐ」よりも「削ぐ」で表されるほうが一般的なようです。
※文語:いわゆる書き言葉。文章だけで使われる特別な言語を指します。反対語は話し言葉を表す「口語」。
スポンサーリンク