老け知らずのしなやか美姿勢。コツは「3つの首」に!
明けましておめでとうございます!
いろいろな物事が新しく生まれ変わる、清々しい気持ちになる反面、年明けから2月頃にかけては年間でいちばん寒い季節でもあります。がんばって体を動かすのも億劫になりがちな冬、がんばらないで楽に体を温める方法を日課にしてしまいましょう!
今回は「3つの首」を冷やさないコツです。
ポイントは「3つの首」を冷やさないこと!
人間の頭の重さは約5キロ。それを絶え間なく支え続けている首は、普通に暮らしているだけでも疲れが溜まりやすい場所ですが、寒い時期はつい無意識のうちに、全身に余計な力が入ってしまうので尚更です。
そもそも、首がつく3つの場所、すなわち「首」「手首」「足首」というのは、とても冷えやすい場所でもあります。冷えやすいということは、リンパの流れや血行も悪くなりやすく、そのせいで疲れやすく、溜まった疲れは抜けにくいということ。女性に多い、末端冷え症ともつながります。
首は、単純に回すだけでもかなりほぐれます。大事なのは、「早くあたためよう、楽になろう」と焦って勢いよくグルグル回さないこと。コキッと音を鳴らすなんて、もってのほかです! 首を回す時は、1周あたり8~10秒くらいかけて、自分の頭の重みを静かに感じながら、「回す」というよりは「頭をゆっくり転がして、きれいな円を描く」ようなイメージで行ってください。
外出時だけでなく寝る時にもネックウォーマーで温かさをキープしたり、首の後ろをホットタオルなどで温めたりするのもいいことですが、やはり外側からの保温以上に、内側から流れを良くすることがいちばん大切なのです。
足のリンパケアは、骨に沿って
ヒールのある靴を履くことが多い人は、負荷がかかる足首のリンパも滞りやすくなります。リラックスタイムやお風呂上がりなどに、くるぶしから膝のあたりをほぐして、疲れを翌日に持ち越さないようにしましょう!
まず、内くるぶしの骨に指をひっかけて持ち上げるようなイメージで、上下に揺すってみます。「指が引っかからないんだけど……」と困ったあなた、何もない場所でつまづいて転びそうになったり、慢性的に足が重くだるかったりしていませんか?
手の指と足の指を組むようにして、ゆっくり足首を回してから、内くるぶしの骨のきわを押してみます。疲れがひどい時には痺れるほどの感覚になるかもしれませんが、焦って力を入れすぎないように、「イタ気持ちいい」くらいの力でじっくりほぐして、鈍ったリンパを活性化させましょう。そのまま、すねの骨に沿うようにさすり上げ、膝の裏にあるリンパ節に、疲労や老廃物を全て流し捨てるイメージで行います。
リラクゼーションサロンのリフレクソロジーも、もちろんおすすめ!「足裏のツボでしょう」と思われがちですが、それだけではありません。足の甲やくるぶし、すね、ふくらはぎから膝裏まで、肌なじみのいいオイルを使ってほぐしていくので、履いて来たブーツが帰る時にはゆるくなっていてびっくり、ということも珍しくはないのですよ。
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