「あおむける」ではありません!「仰反る」の読み方、知っていますか?
日常生活において耳にしたことのある言葉であっても、漢字に表されると途端に読めなくなってしまうことがあります。
漢字にはたくさん種類があり、読み方もさまざまです。そのため、感じを読み間違えたことのある人は多いはず。でも、人前で読み間違いをするとちょっぴり恥ずかしいんですよね…。
そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「仰反る」の読み方、知っていますか?
「仰向け」と「反る」と書かれたら、なんと読みますか?恐らく「あおむけ」「そる」と回答できる人がほとんどなのではないでしょうか。
では「仰反る」は?「あおむける」と答えてしまったり「あおそる?」と答えてしまった人もいるのでは?
「仰反る」の動作としては、想像通り「仰向け」+「反る」といったところです。ただ、読み方は「仰向け(あおむけ)」の「あお」から離れなければなりません。
正解はこちらです!
「のけぞる」です。
「仰反る」はそのまま「あおむけにそる」を意味します。
「仰」の読みには
- 音 ギョウ・コウ
- 訓 あおぐ・おおせ(表用外 あおのく・のく)
があります。「仰」を「のく」と読むのは違和感があるかもしれませんが、「のく」読みの言葉は他にもあります。
例えば「仰け領(のけくび)」。これは、現代の女性のファッションでおなじみの「抜き襟」を表すことができます。元々は、和服の後ろ襟を引き下げて、襟足を出した着方である「抜き衣紋(ぬきえもん)」と同じ意味です。
日常的には「抜き襟」と表現されることがほとんどだとは思いますが…「仰反る」という漢字に向き合う機会があるときに、豊かな日本語表現の一つとして思い出していただけると幸いです。
参考文献:仰 漢字一字 漢字ペディア
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