
「そうふた」ではありません。「瘡蓋」の読み方、知っていますか?
さまざまな読み方がある漢字。元々の漢字にある音読み、訓読みを当てたものならまだしも、読み方の音と漢字の由来がバラバラなものや音に漢字を当てただけのものもあるため、漢字を読み間違えた経験がある人も少なくないでしょう。
時には「これで読み方合ってるよね…?」と自信をなくしてしまうこともあるはず。
そこで本記事では、意外と読めない漢字クイズを出題します。
「瘡蓋」の読み方、知っていますか?
「瘡蓋」の「瘡」の字は馴染みがなくても「蓋」という字には馴染みがあるのではないでしょうか。「瘡蓋」の「蓋」は「ぶた(ふた)」で正解です。
では「瘡」はなんと読むでしょうか。
「疒(やまいだれ)」の中にある「倉」から、「そうふた」と読んだ人もいるかもしれませんが、それは間違い。
「瘡蓋」の「疒」が表す意味と「○○ぶた」の響きから、「ケガをした傷口にできるもの」が思い浮かんだ人、それが正解です !
正解はこちら。
「かさぶた」です。
「瘡蓋」は
傷などの表面に、にじみ出た漿液(しょうえき)・膿(うみ)・血液などが乾いて固まってできる皮。痂皮(かひ)。
引用元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「瘡蓋」は、傷を表す「瘡」に、かぶさるものを意味する「蓋」が組み合わされた言葉です。
また「瘡蓋」以外に、「痂」だけでも「かさぶた」と読むことができます。「かさぶた」は傷が治るとき、上からかぶさる皮を意味しますが、「痂」の「加」は、「上からかぶさる」の意味でつけられています。
ちなみに・・・ついつい剥がしたくなる瘡蓋を剥がさないため、また瘡蓋ができた後の傷痕を残さないためには、「瘡蓋を作らないようにする」のが大切だと、皆さんご存知でしたか?
傷ができたとき、自然に血が固まるのを待って、傷口を乾燥させてきたのではないでしょうか?乾燥して傷口が塞がる(瘡蓋ができる)と、外の環境から傷口は守られますが、治癒を遅らせる原因となるそうです。
自然治癒を遅らせないためにも、目立った傷痕を残させないためにも、現代医学では「潤いを保つ」のがポイントなんだそう。傷口をグズグズに湿らせる必要はありませんが、傷口を洗った後、薬効のないワセリンなどの軟膏で潤いを与え、絆創膏を貼るのがいいそうです。
瘡蓋ができるよう傷口を乾燥させていた身としては驚きです!
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