今すぐ捨てて!「持ってるだけでオバサン確定」なデニムって?
まだまだ真冬ですが、店頭ではそろそろ春のコーデが気になる時期。今年もやっぱりデニムが気分! ですが、お手元のそのデニム、そろそろ賞味期限切れでは?
「やってしまいがち」なおばさんデニムコーデをチェック!
■40代の体型にあった脱オバさんデニムとは
一年を通して活躍する一方、体型に自信のある若いコはともかく、一歩間違えると欠点を強調して、オバさん見えを加速してしまうのもまたデニム。
まずは、アラフォーの体型変化にあわせて、どんな身長でも着痩せ&女性らしく履けるデニムをご紹介します!
★40代で一番体型が気になるところって?
1位 ぽっこりお腹
2位 太もも
3位 お尻
以上のことからわかるように、40代になって変化するのはウエストから膝までの間が中心。その3点が目立つデニムは、実は選び方を間違えると超危険! 実際、なんとなく最近デニムが似合わないな……とだんだん履かなくなり、デニム離れしている人も多いのではないでしょうか。では、そんな体型変化にも優しい、着痩せして見えるデニムは、どんなシルエットかを検証します。
・美脚といえば、スキニーデニムでしょ?
→スキニーのトレンドを一度通ってきた私たちは、スキニー=美脚のイメージが刷り込まれています。しかし、あの20代の頃とは違うアラフォーの今、体型変化の気になる場所に加えて、膝上に乗った肉までしっかりシルエットが出てしまうスキニーは、細見えするどころか逆効果! 細くても垂れ気味で薄くなったお尻では貧相に老けて見えてしまいます。
・どんなデニムが一番アラフォー体型に似合うの?
→正解は、ズバリ”細身テーパードシルエットのデニム”。丈感はくるぶしが出る程度で足首周りがもたつかないタイプです。細いところはラインを拾わない程度に細く、お腹周りから太ももまではほどよくすっきりとしたラインで、お悩み部位をしっかりとカバーしてくれます!
・このデニムの一番の魅力って?
→それは「着回し力の高さ」! ボトム自体のシルエットがナチュラルな分、華やかなトップスやカラーアイテムにも合わせやすく、細身なので長めトップスとレイヤードしてもバランス良く着こなせます。
①細身デニムで休日リラックスコーデ
いつものTシャツ&ニットを合わせるだけで、ほそよくメリハリのあるシルエットに。手首と足首が出ている分、足元はヒールなしでも抜け感が出ます。ショルダーを斜めがけしたミニバッグなど、小物で遊び心をプラスするとさらにこなれ感もUP。
②細身デニムでお仕事カジュアルコーデ
ジャケット人気が継続する今季、デニムでサラッとカジュアルに着こなすのがトレンドの予感。メンズライクになりすぎないよう、ポイントはベーシックカラーのパンプスできちんと感と女性らしさをキープすること。
③細身デニムで女友達とランチコーデ
おしゃれのチェックが厳しい女友達と会う日は、軽やかなカシュクールのワンピに細身デニムを合わせた、少しモードな着こなしを。デニムが細い分、違和感なく合わせられます。ワンピースに合わせるのが抵抗がある人は、ストライプのロングシャツやビッグシルエットのシャツを前だけINするのも◎。
出典>>結局、40代を一番キレイに見せるデニムって? その正解はコレだ!
■お次は「今すぐ捨ててー!!」と叫びたくなる「オバさん」デニムをご紹介。あなたは何本持っていますか?
痛デニム①サロペット
アウターを着ればオールシーズン使えて、Tシャツやニットに合わせるだけで簡単にカジュアルなオシャレを楽しめると人気のサロペット。しかし、年齢が上がってくると一気に似合わなくなるのもサロペットです。ぽっちゃり体型ならま○うー感が出てしまうし、たとえ細くてもやんちゃなデザインが若作り感を醸し出してしまうという危険なアイテム。未だにピクニックや運動会などで着ているという人は、周りから痛いと思われている可能性が高いので、そろそろ卒業を考えてもいいかもしれません。
痛デニム②ハイウエストスリム
足を細く長く見せてくれる効果が高いと流行ったハイウエストのスリムデニム。しかし、今のトレンドはワイドシルエットが主流です。さらに、やりすぎなハイウエスト部分にボタンが並んだデザインは、ああ、あの頃こんなやつあったよね〜と懐かしさすら感じさせてしまう痛デニム。それでもまだ履きたい、という人は、トップスをインせずオーバーサイズのニットなどを重ねて、スリム部分だけを見せればギリギリ履けないこともありませんが、年齢を重ねた分お腹周りも苦しくなってきているなら、迷わず捨てましょう。
痛デニム③裾クシュデニム
ストレッチが効いていて履きやすく、裾のボリュームで着やせ効果が期待できると話題だった裾クシュデニム。しかし、今のデニムパンツのトレンドとは一つもかぶる部分がなく、もはや過去の遺物です。ルーズソックスを履いているような見た目は、若作り云々よりも、ダサさやオバさん臭さが目立ちます。このタイプは柔らかくフィット感のある素材を使っていることが多いので、お尻や太もものラインが目立つのもNGの理由。大人の体型をさらにブサイクに見せてしまう可能性が大です。
痛デニム④ハイブランドデニム
10年ほど前までは、1本2〜3万以上するブランドのデニムが大ブーム! 一目でわかるポケットのデザインや、カッティングなど履いているだけで目立てていた過去の主役デニムを、未だに「高かったから……」と捨てられずにしまっている人も多いはず。しかし、あの頃はローウエストやブーツカットなどのデザインが主流だったため、今履いていると中途半端なレトロ感が漂ってしまう可能性も大。またあの頃のトレンドが戻る可能性はゼロではありませんが、それが流行る頃には、もっと年齢が上がってしまうため今更履くことはできません。思い切って過去の栄光デニムも捨ててしまいましょう。
痛デニム⑤ワイドハーフデニム
フレアシルエットで、体型を拾わずスカート感覚で履けると流行った膝下丈のワイドシルエットのデニム。しかし、中途半端な丈感とワイドなシルエットで重心が下にきてしまい、ふくらはぎの太さが強調されてスタイルの悪さが強調される結果に。この丈のデニムは体型隠しを狙った感が強いため、履くだけで老けて見えるオバさんデニムと言っても過言ではありません。露出も少なくワイド感があり楽なのでつい履きたくなる気持ちもわかりますが、ワイドシルエットのデニムなら、ロングタイプに更新するのが正解です。
痛デニム⑥台形スカート
台形ミニのデニムスカートは、すっきり履けて可愛らしい印象になれると、ガーリー派から支持されているアイテム。しかし、大人が履いてしまうと即ぶりっこ&若作り確実の痛スカートです。今季はデニムのタイトスカートもロングがトレンド。ひざ下のミモレ丈で、スリット入りなどを選ぶと大人でも上品に着こなせます。まだ20代前半であれば、台形ミニでも可愛く着こなせてOKなので、自分の年齢や見た目を考慮して、捨てるタイミングを見計らってください。
プチプラならまだしも、高かったブランドものや気に入ったはき心地のデニムを処分するのはなかなかタイミングに悩むもの。しかし、毎年更新されるデニムのトレンドの移り変わりは激しく、同じようなデザインが再ブレイクする頃には似合う世代が変わっているため、実は真っ先に断捨離すべきアイテムがデニムなんです。時代遅れのデニムを履いてしまうと、それだけでコーデ全体がダサく古臭くなってしまうので、1年履いていないものは処分リストに載せて、新しいデザイン&シルエットのものを取り入れてみてください。
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