
40代のまつ毛が「痛くならない」ためには?長さ、素材、マツエク5つの真実
最近はパッと見で自まつ毛と見分けがつかないほど進化しているマツエク。
でも、つけているうちにだんだん感覚が麻痺して、徐々に大げさなマツエクをオーダーするようになってしまうことも。
前半では、せっかくマツエクをしても“若見え”どころか“おばさん化”が加速してしまっている残念なマツエクの特徴を3つ、後半ではそれを回避するための大原則5つをお伝えしていきます。
1・やたら長過いマツエクは絶対に痛い
「年齢とともに、まつ毛も短くなってきて目元が貧相」。そんな風に感じると、マツエクは長めの仕上がりを心がけ、12ミリや13ミリ、場合によっては14ミリなどの長めのオーダーをかける女性もいることでしょう。けれど、40代以降がする長いマツエクは、正面から見たときには人工毛の重みによってまぶたが落ちやすくなることに加え、横顔では不自然なほどにまつ毛が悪目立ちし「いかにもマツエク」な印象に。
2・カールが強すぎるマツエクもやめてください
マツエクには、JカールやCカール、CCカールなどアルファベットの文字にたとえたカーブの種類が豊富です。
40代になり、少し目が小さくなったように感じると「できるだけカールの強いマツエクで、ぱっちりした目元を狙おう!」とも思ってしまうものですが……。カールが強すぎると、正面からの顔も横顔も、40代の顔立ちには恐ろしく不自然になる女性も残念ながら少なくありません。
3・これはもう最悪、カラーまつ毛は絶対ダメ
昨今は、マツエクの種類も豊富でパープルやグリーン、ピンクなどのカラーマツエクも一般的になってきました。
けれど、カラーマツエクもおばさん化を加速させる危険なオーダーになりがち!
その昔、髪の毛の一部に華やかなカラーリングをする“おばさまファッション”が流行ったせいもあってか、まつ毛の一部にカラフルな箇所があると「若づくり×おばさん臭」な演出になりやすいのです。
出典>>痛い若作りマツエクって?40代が「おばさん見え」するNGオーダーは
4・じゃあ、40代でもOKの毛質・長さ・本数は?
マツエクのオーダーは、主に毛質、太さ、長さ、本数、カールの種類の5つから構成されます。
痛々しく見せないためには、とにかく自然な仕上がりがカギ。
そうなると、次のような基準がひとつの目安になります。
原則1:毛質:ロイヤルセーブルなどの“セーブル系”
軽めの毛質をセレクトし、人工毛の重みでまぶたが下がり目が小さく見えるリスクを回避。
ボリュームのある毛質は、一見するとパッチリアイに導いてくれそうなものの、40代のまぶたには、重みによって上まぶたが下がりやすい上に黒光りして悪目立ちもしやすいのです。
原則2:太さ:0.1(mm)から、最大でも0.12
日本人の自まつ毛は、平均で0.1~0.12mm程度の太さと言われるだけに、それ以上に太い人工毛は不自然な仕上がりに。
若い頃ならまだしも40代にもなれば、ただでさえまつ毛もやせ細ってくるだけに、太めの毛は悪目立ちを呼びます。
原則3:長さ:長くても10mm
マツエクは、いろんな長さを組み合わせてお好みの目元を演出しますが、長すぎると“盛ってます感”が出てわざとらしくなります。
お肌や目元などのエイジングに合わせ、不自然にまつ毛だけを際立たせないよう、最も長い箇所でも10mmを限度に考えるとナチュラルに盛れます。
原則4:本数:160~180本
自まつ毛をベースに施術するので、その日のまつ毛のコンディションにもよるものの、毛質を軽くして太さを出していない分、本数は多めにオーダーするのが40代の目元を自然に盛るカギ。
両目で80本~200本ほどまで幅広くオーダーできる部分だからこそ、ここは“付けられるだけ付ける”。
まつ毛の調子にもよりますが、いけそうであれば160~180本は思い切って付けてしまって。
原則5:カール:JまたはJCなど控えめなカール
JカールにCカールなど、マツエクの毛はカールの種類も豊富。
けど、オトナな目元に合うのは、JカールかJCカールなどの自然なカーブです。
Cカールのほうがパッチリした目元になりそうなものの、40代がやると“びっくりアイ”にもなりやすく、わざとらしいイメージに。
長さを抑えている分、緩やかなカーブを選んでも目元の印象はしっかり上がります。
あとは、目尻を長くして色っぽアイにするのか中央を長くしてパッチリアイを狙うのかなど、なりたいイメージに合わせて微調整を。
5つの原則に基づけば、どんなデザインを選んでも40代相応の自然な仕上がりが得られるはずです。
出典>>40代が「痛々しくならない」マツエクのベストオーダー5原則!【40代の時短美容】
美しい目元を演出し、メイク時間を短縮してくれるはずのマツエク。
けれども、目元に限らず肌や毛穴などのエイジングが進んでいる40代にもなると、若い頃のようなオーダーは避けたほうが賢明なこともあるのです。
5・40代はそもそも「マツエクをやめる」ほうがいい場合も
筆者は、8年間ものあいだ2~3週間に1度のメンテナンスを欠かさなかったマツエクを、アラフォーを境に「一旦やめてみる」という決断を下しました。
「不自然なまつ毛は、メーク時間は短縮できても40代の時短美容にはならない」との結論に至ったから。
長年のマツエク習慣からサヨナラした直後は、「マスカラの手間が増える分、メークの時間が増えた」と、時短美容とは逆行した感覚にも陥りましたが、マツエクという“人工”の重みがなくなった分、目元が軽くなり“まぶた”が開きやすくなるメリットを実感。
年齢を重ねるにつれて重力のせいで“まぶた”が下がってきがちなだけに、これは嬉しい発見でした。
当然ながら、“マツエクサロンに通う時間”も省けるようになり、マスカラの手間を加えたとしても結果として“時短美容”に。
時間とお金をかけて“不自然な顔”をつくるくらいなら、「やめてしまう」のも立派な美容法なのです。
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