【植松晃士】脱「こわいオバさん」見え! 憧れられるオトナ女性2つのルール
みなさん、こんにちは。植松晃士です。
春の陽気に誘われてお出かけしたくなっても我慢の時ですよね。日本で、そして世界中で起こっている事態が早く収束することを願うばかりです。
大人になると「こわい」と思われがち
さて。今回は40代からの好感度ファッションについてお話したいと思います。往々にして40代アップになると「こわい」「とっつきにくい」「キツい」と思われがちです。それはやはり、黒や紺色、ベージュといったシンプルで着回し抜群のオバアイテムをフル活用させて、仕事ができそうなクール系に仕上げているから。
1か月はおろか3か月コーデすらできそうな、超ベーシックなファッションだと他人との違いもないし、若年層から見たら「みんな同じのキツいオバさん」でしかないの。
はたまたその一方で、ふんわり甘いぶりっこオバさんファッションだと、若年層からナメられてしまいます。やさしそう=馬鹿にしやすい、という図式ですね。つまり、読者のみなさんの年代にぴたりとハマるファッションは、なかなか難しいところです。
じゃ、どうしたらいいかって?
「こわい」も「ナメられる」も避けるには
解決方法はあるんです。若いい人にはない大人の「上品なお姉さん」エッセンスを演出すればいいの。
それは、RICH感!
といっても、仕事で向き合っている若年層に対してマダム感を出しても仕方ない。全身リッチなマダムというよりは、靴やバッグ、アクセサリーといったアイテムでRICH感を漂わせるんです。
黒や紺色、ベージュといったカラーでも、飾りがある、レースやディテールがあるなら正解。馬鹿にされるのはイヤだから、クールな感じで仕上げるにしても「コワさ」を出さないように、お洋服に+αがある、小物類にRICHさが見え隠れしているといった仕上がりにするといいんじゃないかしら。いわゆる、1点豪華主義! そこを目指すの。
RICH感と、もうひとつ大切なこと
さらにアドバイスするなら、RICH感に加えて、フレッシュさも必要不可欠。その服、もう5年は着てない?っていうようなのはダメ。いくらコーディネートしやすいから、便利だからって、新鮮味がない。人間的にはどんどんヴィンテージになってるんだから、せめてお洋服くらいは新しくしないと、古いだけの人間になっちゃうじゃない!
ちなみに、30年未満はヴィンテージとは言わないらしいの。30年未満はえぐみしかない~。自分がヴィンテージなら、最先端のものをミックスするの。それでこそバランスがとれてオシャレに仕上がるから。
もはや、新しい服を着ることを義務化してはどう? 例えば、春は大人パステルがたくさん出ているから、グリーンやピンクといった明るい色をどこかに入れましょう。蛍光色、ビビッドカラーもいいかもね。
第一印象は7秒で決まる?
そういえば、第一印象は7秒で決まる*らしいんですって。もちろん人間は中味も大切だけど、そんなの付き合っていかないとわからないじゃない。特に、社会において若年層とパッと見合った時に「コワそう」とか「ちょろい」と思われるかどうかは、やはり外見で決まるってこと。品定めはするものじゃなく、されるもの、なんです。
きちんと感でいえば、春は白シャツもステキ。清潔感も新しさも演出できますね。もちろん、リクルートな白シャツじゃダメ。素材感だったりシルエットだったり、今っぽいデザインされた白シャツを選んで。
自分にかまっていない人は、他人のこともかまわない。そう思われること必須。センスいい人、趣味がいい人に見えるほうが若年層のウケもいいはず。しかも、センスってお金で買えないもの。せめてお金を出して買える新しいファッションに身を包むことでオバさんを脱して、若年層を含む多くの方々に好印象を与える、ステキな大人女性をめざして!
では、また次回お会いしましょ♪
*編集部注:アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが1971年に提唱した法則。諸説あります。
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