英語でさらりと「よろしくお願いします」って言える? 基本の挨拶まとめ
実は、英語には「よろしく」を直訳できる言葉はありません。なので、「はじめまして、よろしく」、別れ際の「今後とも」のよろしく、お願いごとをするときに……など、状況に応じて言い方を考えるしかありません。
■「よろしく」の言い方いろいろ
★何かこれから一緒にするときの「よろしく」
“Nice to meet you.”
“It is a pleasure to meet you.”
「はじめまして、よろしく」
初対面のときのよろしくはなんとなく思い浮かびますね。
では 、何かこれから一緒に仕事をするにあたっての「よろしくお願いします」は
“I am looking forward to working with you.”
「これからあなたと働けるのが楽しみです」
“I am excited to work with you.”
「あなたと一緒に働けるなんてわくわくします」
と、期待と喜びをあらわします。
work をdance などに言い換えれば、一緒に何か物事を始める時に使えます。
“I’ll do my best.
「精一杯がんばります!」
さらにこういえば、相手をたてている気持ちを表現できますね。
★別れ際に「今後ともよろしくお願いします」
別れ際も出会いと同じように
“It was nice meeting you.”
「会えてよかったです」
といったあとで、
“I am looking forward to doing something with you in the future.”
「そのうちなにか一緒にしたいですね。」
と、今後をにおわすような言葉を添えたいですね。
ビジネスでなく、カジュアルな関係なら
”I’ll see you around.”
「またどこかで会いたいね。」
”Keep in touch!”
「今後も連絡をとりあおうね。」
と関係を継続をしたい気持ちを伝えましょう。
★なにかお願い事をしたときの「よろしく」
お願い事をきいてもらったら
“Thank you.”
「ありがとう」
と感謝の気持ちを伝えるだけですが、
I am counting on you.
「あなたを頼りにしてるの」
と付け加えると、面倒をみてほしいなというニュアンスになります。
★その場にいない人に「よろしく伝えて」は
よろしくお伝えくださいという気持ちは
Please say hello to your father.
お父さんによろしくね。
Tell him I said hello.
彼によろしくいっといて!
★改まったビジネスのメールで最後に「よろしくお願いします」
英語での手紙、メールでの文末の決まり文句は
Yours sincerely.
日本語では訳しにくい言葉ですが、よろしくという気持ちを最後にあらわします。
仕事や助力をを頼んだ時には
“Your help would be very appreciated.”
「ご助力いただけるとありがたいです。」
とつけくわえてもよいですね。
★授業のはじめの「よろしく」はない!
実は英語を指導していて生徒さんからまず最初にきかれる質問が、
「先生によろしくお願いしますと挨拶したいのですが、英語でどういいますか?」です。
たしかに何かお世話になるとき、日本人としては最初に「よろしく」と言いたい。
が、そういう礼儀の言葉は英語には存在しません。
先生だろうと、友人だろうと
“Hello!” “How are you?”
やあ どう?
といった日々の挨拶をするだけなのです。
次は、ぶつかったり、何か失礼なことをしてしまったときの謝り方、また、謝られた時の対応の仕方を、ご紹介します。
■とっさに英語で正しく「ごめんなさい」と言えますか?
★”I’m sorry.” よりも”Excuse me.”が好ましい
学校で習った、人に謝る言葉は、
“I am sorry.”
「ごめんなさい」
ですが、実はこれだとちょっと重い。人にぶつかった程度なら
“Excuse me.”
「すみません。」がふさわしいようです。
sorry は、自分の非を認めてしまったことになり、裁判などで不利になる可能性もあることから、
あまり使ってはいけないと言われています。ただし、自分の不注意でワインをこぼして、
洋服をよごしちゃったとか、明らかに自分に非がある場合などには素直に I’m sorry と謝りましょう。
ただ “Sorry!”
「ごめんね!」
と I am が抜けるだけで、ぐっとカジュアルに気軽になりますので、ぶつかった程度なら、
こちらも使えます。
そしてできたら
“Are you all right?” ” Is it all right?”
「大丈夫ですか?」と付け加えましょう。
★本当にごめんなさい!という気持ちを表したければ
こちらが完全に悪い、反省しています!という気持ちを表すときは
“I’m really sorry.” ” I am very sorry.”
「本当にすみません」
何について謝ってるのかを言うには” I am sorry for ~” をつかいますので、
” I am sorry for bothering you.”
「お手間をかけてすみません」というように使います。
またちょっとフォーマルな、ビジネスにも使える言葉としては、
“I apologize.”
「申し訳ない」という言葉もあります。
★謝られたら「気にしないで!」
さて、反対にぶつかられたりして、英語で謝ってきたときにはどう対応したらよいか。
“It’s all right.”
「いいんですよ」
“No problem.”
「問題ないです」
“Never mind.”
「気にしないで」
いずれにしてもにこっと対応してくださいね。
スポンサーリンク