「ぞんえる」ではありません!「存える」の読み方、知っていますか?
用いられている漢字そのものには馴染みがあっても、送り仮名がつくことで「あれ、これってなんて読むの?」と戸惑ってしまうような言葉があります。
本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します。
「存える」の読み方、知っていますか?
「存える」の読み方は?
「存在」「共存」などでおなじみの「存」が用いられている言葉ですが、もちろん「ぞんえる」ではありませんよ!
「存える」の意味は
一
①(長く)生き続ける。
②その状態が長く続く。継続する。
二
流れ続ける。出典元:三省堂 大辞林第三版
です。
「存える」の他に「長らえる」「永らえる」と書くことができます。ということは…?
正解は…
正解は「ながらえる」です。
公益財団法人日本漢字能力検定協会が運営する漢字・日本語検索サイト「漢字ペディア」では、「存える」は“存在しつづけている。また、生きている。”を意味するとありました。
「拵える」はなんと読む?
ここでもう一問漢字クイズです。「存える」は「ぞんえる」ではなく「ながらえる」でしたが、「拵える」はなんと読むでしょうか?こちらも「拵」の字に「存」とあることから、一か八かで「ぞんえる」と読みたくなるかもしれませんが、もちろんそれは間違いです。
正解は「こしらえる」です。
「拵える」は
1 ある材料を用いて、形の整ったものやある機能をもったものを作り上げる。また、結果として不本意なものを作ってしまう。
2 手を加えて、美しく見せるようにする。化粧したり衣装を整えたりして飾る。
3 工夫を巡らし、ないことをあるかのように見せかける。
4 手を尽くして、必要なものを整える。用意する。
5 友人・愛人などを作る。
6 なだめる。とりなす。
7 計画する。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を指します。
間違いやすい「〜える」は他にも!?
「〜える」の送り仮名がつく言葉は他にもたくさんありますが、読み方を間違いやすいものがたくさんあります。
ぜひ過去の漢字クイズにも挑戦してみてください。
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