イライラとは無縁♪ストレスを溜めない40代女性が「さっさとやめたこと」3つ
“新しい生活様式”での日常が求められている今、以前のような日々を取り戻すには、まだまだ時間がかかりそうです。新たな環境を強いられたとき、それをストレスに感じてしまう人とそうでない人がいるのも事実。
40代は、年齢特有の心や身体の不調にも見舞われやすいだけに、環境の変化が思いのほかストレス源になってしまって悩んでいる人もいますよね。
メンタル心理カウンセラーでもある私、並木まきが、環境が変わってもストレスを溜めない40代女性ほど「さっさとやめていること」をお伝えします。
1:過去の生活への固執
これを言ったら身もふたもないのですが、新しい環境にストレスを感じない人ほど「過去の生活への固執」を早い段階で捨てているもの。恋愛でも、別れた恋人のことをいつまでも考えていると、次に進みにくいのと同様で「あのときはよかった」「前みたいに、自由に○○をしたい」など、過去の生活にフォーカスした考え方が染み付いてしまっていると、今の環境を受け入れるのが難しくなりがちです。
過去の生活を思い返すのをやめ、“とりあえず”でも今、目の前にある生活に意識を集中させると「今の状況も悪くないな」と思えるきっかけが生まれます。「今できる楽しいこと」「今すぐにできるワクワクすること」を考えてみると、ストレスを遠ざける方策です。
2:「こうあるべき」の自分ルール
同世代の女性と話していると「在宅勤務が増えて、外見に気を使わなくなった自分に落ち込む」「以前のように友人と遊びに行っていないことで、友達が減ったんじゃないかと心配になる」など、環境の変化による自身の変化に不安を覚えている声も聞こえてきます。
けれど、そんなふうに今の自分への不安にフォーカスしてしまうほど“こうあるべきなのに、そうではない自分”にばかり意識が向いてしまい、自己嫌悪が増す原因に。「こうありたい」という理想を掲げるのは決して悪いことではないのですが、そこに縛られすぎてしまうと、かえってストレス源を増やしてしまうのです。
環境が大きく変わったときには、自分自身の考えもリセットするチャンス。「こうあるべき」を一切考えずに、今はゆるっと順応していくくらいの気持ちのほうが、ストレスを溜めずに過ごせます。
3:過去のルーティン
エクササイズや語学学習、趣味の習い事など、以前の生活でルーティンになっていたことを今の生活でも同じように続けようとすると、やや難しいものも出てきています。
そして「これは自分のルーティンにしていたから、やらないと落ち着かない」「ルーティンを変えるのは悪」と自分で決めている女性ほど、以前のように自由にできないことで、イライラやストレスを溜めている模様。「毎週火曜と土曜には習い事の教室に行っていたけれど、今はそれができないからイライラする!」なんて声も聞こえてきますが、こんなときこそこれまでのルーティンを見直し、新たなルーティンを組み立てるチャンス。
環境の変化に強い女性ほど、これまでのルーティンを潔く捨て、すでに新たなルーティンを確立しています。オンラインを通じてできることにルーティンを変えるなど、“今の環境で無理なくできること”を中心に新しいルーティンを組み立てていくと、心も落ち着きストレスを感じにくくなるはずです。
環境の変化に「弱い」を自覚している女性ほど、生活様式がガラリと変わった今は、ストレスを感じやすいのも確かだと思います。けれど、嘆いていても環境が変わるわけではありませんよね。今の状況に順応してしまったほうが、すこやかな毎日を過ごす術になるはずです。
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